AneCanが休刊と聞いてアラフォーが思うこと



AneCanが休刊だそうで。まあ、多少は驚きつつも、「あー、やっぱりね」という感想を持たれた方も多いのではないでしょうか。雑誌の廃刊、休刊ラッシュのさなかに、大御所のAneCanすらも、というショックを受けた人はいるかもしれませんが、女性たちにしてみれば、さほど意外とも思えなかったんじゃないかなあという冷めた感想を持ってしまいました。



2006年に初刊行されて、2007年に月刊化されたそうなので、それでも10年弱持ったのか。そう考えると粘った方なんじゃないでしょうか。だって今時(、ってバカにするわけじゃないですよ!むしろ殿上人として尊敬しているんです)CanCam系着てる人って、結構希少じゃないですか?そんなことないのかな…?

現在アラフォーで、CanCamは買ってたけど、AneCanは買ってなかった、という人が多いのではないかと勝手に考えているのですが、どうでしょうか。って、それ私だけどね。だって同じ小学館だけでもOggiとかDomaniがあったじゃないですか。そのへんとの棲み分けがイマイチ分かりづらかったというか。まあ、Domaniは結構辛めというか、年齢層的にもうちょっと上って感じはありましたが… Oggiとの違いがイマイチ分からなかったんですよね。AneCanの方がミーハーというか、チャラい感じなのかな?ほとんど買ったことなかったのでよく知らないのですが…
でも今は無きRayや、元JJモデルを引っ張ってきちゃうあたり、強気というか、何でもありというか、凄まじきファッション雑誌界の弱肉強食っぷりを垣間見るようで、ちょっとドキがムネムネ(古い)させられたりもしましたねえ。

しかし他社の雑誌はよくわかりませぬが、小学館の他のファッション誌も、もう迷走というか、むちゃくちゃな状況な気がするのは私だけなんでしょうか。
まずDomaniにエビちゃんって時点で「???」ですよ。合わない。合わないってんです。知花くららさんとか、渡辺佳子さんのキリッとしたイメージが強かったもので、エビちゃん持ってくるなら、いっそもえちゃんで良かったのでは…?それも違うか。山田優でも良さそうだけど、なんか違う方へ行っちゃったしなあ。Oggiに佐々木希が登場した時に匹敵する違和感ですね。

とにかくDomaniへのエビちゃん投入には大いなる違和感しか無かった上に、産後のミラクルくびれをこれでもかー!というほど押し出したエビちゃんの表紙に踊る「痩せない体で生きていく!」のコピー。ケンカ売ってんのかと。もはや自分たちが何してるかも分かってなかったんじゃないでしょうかね…

って、買ってもおらず、詳しくもないくせにいろいろと好き放題言ってしまいましたが、それでもやっぱり、CanCamを買っていた、そしてファッション雑誌に多大なる影響を受けた世代としては、とてもさみしく、時代の流れを感じさせられるニュースではありましたなあ。







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