AI(人工知能)に仕事を奪われる日はやってくるのか


AI(人工知能)に仕事を奪われる説、気になりますね~。特に何の資格も特技も無い、お金も彼氏も何にもない、ナイナイ尽くしのアラフォーは、AI台頭のことを考えると夜も眠れないほど不安です。まあうそですけども。



しかし実際どうなるんでしょうかね。今日などはアメリカのどっかの企業が自動運転の自動車を2021年までに実用化する!と息巻いているという記事を見かけました。と、思って念のためググったら、なんとなんと、フォードでした。「どっかの企業」どころの騒ぎではなかったですね。超巨大多国籍企業ではないですか。タクシー利用を念頭に置いているということですが、2021年という時期設定にわたくしは大変驚きました。近い!すぐじゃないですか!その頃私は何歳だろう… とか考えるのはやめておきましょう。5年後にはシリコンバレーあたり(?)を自動運転の車がブンブン走り回っているのでしょうか。うーん、十分あり得そうです。新しもの好きの陽気なアメリカンたちなら、きっと抵抗なく、むしろお祭り騒ぎで迎え入れそうです。

そしてこれはもはや日本でも言われておりますが、タクシー業界に限らず、運送業に携わる人たちの中には、やはり失業を懸念して不安に襲われている人もいるのでしょうね。
しかし運送業者だけではなく、あらゆる職種の人たちにも、やはりAI台頭によって、今の仕事を失うのではないかと言う不安は多かれ少なかれあるんじゃないかと思われます。
まるでダメなアラフォーはそんな中、「ロボットの脅威 人の仕事がなくなる日」という超分厚い、実にタイムリーな本を(中古で少しお安く)手に入れました!今たわむれに厚さを測ってみたら、3.5センチもあったよ…そして、1センチも読まないうちに挫折したよ!

まあこの本でも言われているし、ネット界隈でも定説のようになっているのは、「職を失うことになるのは、決して単純作業のブルーカラーだけではなく、高等な知識や経験を必要とする、現在限られた一部の人しか就けないような高収入の職業も例外ではない」ということですね。ワハハ!死なばもろとも!
例えば医療関連でも、すでにAIによる診断結果の分析や、それをもとにした治療方針の決定などが実際に導入されて効果をあげています。(しかもこれ、日本の話です)
他にも、AIを投資の運用に利用して、相当な利益が出ているケースもあるそうです。他にも、小説を書いたり絵を描いたり、芸術分野にもAIの活躍の場は広がっていることを考えると、確かに単純作業だけが機械の仕事、という時代はとっくに終わっているということがよくわかります。

じゃあ、一体どんな仕事なら生き残れるの…?と考えた時、一つ想定できるのが、「人間がやるからこそ価値のあること」「人間にやってもらいたいこと」、つまり自分が利用者側に立って考えてみると、ヒントが転がっているかもしれません。

私が考えたのは、たとえばスポーツ選手とか、舞台俳優さんとかでしょうか…(貧困な想像力ではこれくらいが限界ですが)
チェスや囲碁の強いAIはとっくに開発されて、プロの人間を赤子の手をひねるように負かしていますが、「観戦競技」として見た時に、「超つおい(アラレちゃん)」AI同士の試合を見て、果たしてどれほど感動できるのか?
もしかすると、特に日本では非常にあり得そうなのですが、真っ先に消えるだろうと言われている接客業、販売員なども、一部の世界では、ずっと残っていくのではないかと思うんですよね~。面倒なコミュニケーションを避けたいという人や、そういう場面も多々あるとは思うんですが、やっぱりプロと楽しく会話しながら買い物をしたい、というニーズも残るはずと思っています。
日本人は特に、そういう傾向が強いんじゃないかなと…

そんなわけで、AIの台頭を必要以上に恐れることもないんじゃないかなあ、とは思っているのですが、果たしてどうなることでしょう。数年後に失業してメソメソしていることのないよう願うばかりでございます。

ちなみに、AIが何の略か、皆さんはご存知でしょうか。今更ながらこっそり調べましたが、artificial intelligence でございました。人口の、知性、知能。まんまやないかーい!ということで、今日はこのへんで、ごきげんよう。






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