IELTS ジェネラルのコンピューターテストを受けてきたので解説するぜ③しくじりリスニング編


というわけで、今回は大コケしたリスニングテストについて書きます。
コンピューターで受けるIELTSのリスニングテストは、ペーパーとは違って各々ヘッドフォンを装着して個々に進めます。
噂によると(リスニングに限らず)問題がみんな違うと見たこともあるのですが、本当だろうか… 


あ、ちなみに私が受験した当日の総人数はなんと、たったの5人でした…
まず、午前中と同じ待合スペースに全員集合したら、スタッフに先導されてぞろぞろと地下2階(!)に移動します。で、ロッカーに荷物をいれて、またぞろぞろと部屋へ移動。
かなり小さな部屋にブースごとに分かれたパソコンスペース(説明が下手)があり、どこを使うかはあらかじめ決められておりました。

ここで一つ不満があったのですが、5人しかいないのだから、ひとつずつスペースを空けて誰とも隣合わないように配置してくれればいいのに、なぜか私は隣の人とくっついて座らされ… かと思えば3つくらいスペースあけて一番奥に座っている人もおり…
細かいことですが、これって集中力に結構差が出るのでは?とちょっと不満でした。言えば対応してくれるのだろうか…

まあそれはいいとして、そのままいきなりテストに突入するのではなく、ログインIDやパスワードが書かれた紙とえんぴつが配られます。B5くらいの紙で、下半分くらいが余白になっているので、そこをメモとして使って良いとのこと。

で、スタッフの指示で、みんな一斉にログイン。
そのあともなんかうだうだ説明が続き(トイレに行くときのルールとか何やら諸々)、その後で音声チェックをします。
私のパソコンはなぜかものすごい大音量になっており、最小にしてもうるさすぎたので、スタッフに手伝ってもらい、なんとか調整ができました。
受験者が5人しかいないのと、スタッフが2~3人いたので良かったですが、今後人数が増えたりしたらどうなるんだろうなあ。

あと全般的に、スタッフも運営に関してかなり不慣れな様子でした。
(これからスピーキング受ける人を間違えて途中まで連れてきてしまい、ロッカーが足りないとかアワアワしたり、質問しても答えられなかったりということがありました)
でも皆さんすごい一生懸命やってましたw これはやはり日本で受験することの大きなメリットかもしれない… スタッフが優しくて協力的!

で、やっと試験開始です。
これ、ペーパーで受ける人も要注意ですが、2020年の1月4日から、リスニングの冒頭のサンプル問題がなくなりました。
それは知っていたのですが… このスタート時点で私は大いなるミスをおかしてしまうのです…

何よりもの敗因は、「聞きながらタイピングする」練習を怠ったことなのですが、セクション1(ってもう言わないんだった、パート1)は、小娘が旅行代理店にワーキングホリデー的なことの相談に行くというシチュエーションで、回答は2ワードまでという設定。で、1問目が彼女の誕生日だったのですが、ここで最初に、19**年まで打ってしまい、あー違った!2ワードだから月日だけか!とアワアワしてしまったのです。で、「やっぱり紙にメモして後から打った方がいいのか?」と余計な考えが浮かび、紙とペンを持ってアワアワしていたら2問目を聞き逃し…(よりによって電話番号!!!)

最初の2問を落としてしまったというショックで、もう後はそのまま雪崩のようにグダグダの奈落に落ちていったのでございます…

(ちなみに数日後、スペリングミスに気付いてまた更に落ち込みました…)

たしかパート2は、小学校の水泳クラブみたいなのを手伝う親を募集しててその説明みたいなやつでした。ここでもまた更なる失敗をやらかしてしまった私…

20問目あたりだったと思うのですが、画面に出ている問題すべてに答え終わったのに、音声が続いていて、やたら長ぇなあ… と不自然に感じていたところ、なんと…


スクロールした下にまだ問題が隠れていたという…


もうこれもマジで泣きました!
これからパソコンで受ける人たちは気を付けて!!!
って私みたいな間抜けはそうそういないとは思うけど…
マジ怖い!やめてくれ!

もう万事がこの調子でした。
その後の記憶はございません…
涙目でリスニングセクションの終わりを迎えました…

まあ単なる実力不足だと分かってはおります。
しかし、家でケンブリッジの公式問題集解いてたときは、平均してバンドスコア6くらい、一回は7が出たので、わりと余裕ぶっこいていたのです。

が、マジで、パソコンで受けるのは勝手が違いすぎる!!!


あと、リスニングだったか記憶があいまいなんですが、問題の並び順にもちょっと戸惑わされる場面がありました。
ずっと縦配列かと思いきや、横にいく時があったり…

諸々、やはりペーパーベース、家で練習問題解いてるのとはだいぶ仕様がちがいました…

でも後日、過去に IELTS ジェネラル受けた人と話したら、やはりその人もリスニングがグダグダだったと言っていた(その人はペーパーの方ですが)
あと別の人いわく、IELTS のリスニングは早い!と言っていた… そうなんかな

まあ、もはや後の祭りなんですが、これからコンピューターで受けようとしている人は、上記の点などに注意して、どうぞ私の屍を超えていってください。



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