何でもやってみると意外と大したことはないので



なんか写真が暗いなあ…
というわけで、連日無気力にさいなまれ(と言いつつ、それなりにリラックスしつつ)グータラ暮らしているわけですが、何か興味のあることや、やってみたいことがあるけど、敷居が高いと感じてしまってなかなか手を出せない人も中にはおるかと思います。
この例えはさすがにしつこいかもだけど、TOEICで高スコア取るとかね。
でも、何事もやってみると、意外と大したことないことが多いのではないかと思います。

前にも書いてますが、私はかつて、TOEICで900点取りました。

取る前は正直、TOEICで900点とかネ申!!!とか思ってました(表現が古い)。

が、いろんな人が言っている通り、実際に取ってみると、ホントに全然大したことないんです。
そして、思っていたような、血を吐くような努力も必要ありませんでした。

これは結構、自分にとっては大きな出来事だったと、今になって思います。
まず、↑のブログでも書いた通り、実際に人生を大きく変えるきっかけになりました。
そして何よりも、「自分には絶対無理だと思っていたことも、やってみるとそんなにたいしたことではないのかもしれない」と思うようになったからです。

更に、「海外に住む」ということも、数年前の私だったら、「ムリムリムリムリカタツムリ――――!!」(「幸せカナコの殺し屋生活」、面白いよね)とか思ってましたが、なんとなーく思い付きでやってきて、今のところ(無職になりながらも)それなりに暮らせているわけで…

あとよく、「海外一人旅なんて絶対無理!すごい勇気あるね!」とか言う人がいますが、これもまた、やってる人からすれば、本当にまったく何にもすごくない。
まあ、多少の向き不向きはあるかもしれないけど… でも、一人旅したからといって「すごい」ということは本当に無い。

というわけで、わたくしのショッボイ過去を振り返ってみても、これだけのエビデンスがあるわけです。
ということは、今の時点で「私には絶対無理だべ」と思うことも、もしかしたら、実はたいしたことないのかもしれない…

と思っていたところへ、この、TED動画ですよ。


何事も、そこそこのレベルに持っていくためには、どれくらいの時間、修練を積む必要があるのか?という問いに対して、この方は「20時間」という答えを、自らのスキルを披露することで証明しておられる。

20時間!たったの!

ちょいちょいサボりながらも毎日1時間練習すれば、一か月。
毎日30分なら、40日間!

たったこれだけで、何でも「そこそこのレベル」に持っていけるとな!

さらに…

動画の中で、「1万時間というのは、あくまでも、その分野のエキスパートになるために要する時間である」と語られていますが、変なところでポジティブなわたくしは、

「たった1万時間で、エキスパートの域に到達できるの?!」と思ってしまいました。

動画の中でも言われていますが、この1万時間という時間は、フルタイム労働5年間に匹敵する時間数です。

8時間x20日/月x12x5=9,600時間だと、ちょっと足りないか。

1日8時間半を月に20日、ひとつのことを頑張って続けると、5年間で10,200時間となり、理論上では、エキスパートのレベルに達することができるというわけです。

まあ冷静に考えたら、普通に働いている人が、毎日8.5時間も仕事以外のことに費やせないし、働いてなかったとしても、それだけの情熱をもって物事を継続するというのは、やはり並大抵のことではないわけですが…

しかし人生80年、90年と考えれば、また少し感じ方が変わってくるかもしれません。


話を戻して、「そこそこのレベルにもっていく」のが20時間というのは、結構、心が軽くなる話ではなかろうか。

英語でもフランス語でも中国語でも、20時間の勉強を(この動画の人が言っているように、あくまで正しいやり方で)続ければ、旅行で困らないレベル、多少の会話が成り立つレベルに持っていけるということか。(どうだろう?)

というわけで、「やってみたいけど、でもきっと無理だろうな」と思っていることがある人は、とりあえず20時間を目標に始めてみればよいのではないでしょうか。
ちょっとやってみて「あんまり面白くないな」と思えばやめればいいし。
「意外と手ごたえがあるかも」と思えば、続けていけばいいのだし。

さて、ここまで書いて、私は何をしましょうかね…
















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