どこに行ってもめっちゃ道を聞かれる

時々テレビとかネットで話題になる「道を聞かれやすい人」

何を隠そう私もです。

日本にいる時はもちろん、海外でも道を聞かれたり写真を頼まれたりします。
思い出せる限りで書いてみよう。


地元を歩いていたら女性から「このへんにカラオケ屋はないか」と聞かれ
明治神宮を歩いていたら、欧米人女性から写真撮影を頼まれ
秋葉原駅構内で女性から「秋葉原駅って、清澄白河に行く路線って通ってる？」と聞かれ、逡巡ののち、「…無い」と答えたところ、「ないよねえ！」と言われ
新大久保ではロシア系らしき中年夫婦(カップル？）に写真撮影を頼まれ
電車の中ですらアジア系の若者グループに「この電車は〇〇駅に行くか」と聞かれ
上野駅ではインド系？らしき女子に電車を聞かれ
さらにアメ横付近でも、イヤフォンをしていたにも関わらず、アジア系女子二人連れに「アメ横はどこか」と聞かれ
パリでは若い素敵カップルに写真撮影を頼まれ
韓国の地下鉄では、韓国人の友人と一緒だったにも関わらず、韓国人のアジュンマに電車について聞かれ（友人に助けを求める）
さらに韓国ではやはり別のとき、アジュンマに道を聞かれ
台湾でも地元民？に道を聞かれ
東京駅構内で、帰宅ラッシュで周りにも大勢の人が行き交い、しかも私はわりと急いでいたにもかかわらず、南米系のグループにピンポイントでつかまり、「新浦安」への行き方を聞かれ（京葉線説明しづらいわ！）
会社を抜け出してサボって散歩していた折にも、中国人？グループから写真撮影を頼まれ
成田だったか羽田だったかでも、中国系ファミリーにディズニー行きのバスの乗り方を聞かれ…

そういえばさすがにカナダではないなあ、と思っていたら思い出した！
カナダでもありました！つかめっちゃ家の近所で、吹雪の中死にそうになりながら家路を急いでいたところ、車の中から声をかけてきた、めっちゃニコニコのカナディアン夫婦に道（というか学校内の施設への行き方）について聞かれたのだった。
こっちは前が見えないほどの吹雪の中にいて、今、ここで呼び止めるのか…！と思いながらも彼らの無垢な笑顔には抗えず、なんとか対応して、「サンキュー！」と走り去ったので、やれやれとまた歩き出した所、華麗に旋回してきた彼らに再度呼び止められ、また更に吹雪の中、説明をするという地獄の所業であった。

（ってさらに思い出した！校内でニューカマーなのであろうカナディアンの女子に、コーヒーショップはどこ？と聞かれたこともあったわ…）

うーん、これ全部ここ数年の出来事。

たぶん、普通の人より多いと思います。（何の自慢にもならん）
なぜなのか。

ポジティブに考えれば、きっと人畜無害に見えるのだろう
そしてちゃんと教えてくれそうに見えるのだろう…

しかしネットで見た話では、「人はファッショナブルな人や美人には道を尋ねない。ちょっとダサかったりあか抜けない人に聞く」という説もあり…　納得…

確かに…　もし自分が道を尋ねるとしたら、あんまりオシャレでキメキメな人や、美しすぎる人よりも、庶民的で凡庸な風体の人の方が声をかけやすいよな…

まあどうでもいいんですけどね…
時々、なんでこんなに道を聞かれるのだろうと思います…


あと、あんまり関係ないかもしれないんですが、２０代前半のころ、「やたらおっさんにガン見された時期」というのがありまして
まあ、若い女子なら、誰もがそういう時期なのかもしれないですが、これがもうなんか、異常なほどで…

たとえばある日、大きな駅の前を一人で歩いていたところ、向かい側から来たおっさんが私の目の前まで近づいてきたので、道でも聞かれるのかなと思ったら、私の目の前に立ち止まって、こちらの顔をしげしげと穴のあくほど眺め、そして「いやはや…」といったふうに首をかしげかしげ、何も言わずに去っていった、ということがありました…

これは結構強烈な体験だったので、２０年近く経った今でも覚えております。
不快感とか恐怖感とかよりも、「え…　何…？」という感覚の方が強かったです。

そしてまた別のときには（これも同じエリアでの話）友人と二人でロフトにいた際、知らないおっさんがやはり私のことをガン見してくる。
棚の向こうからも、めっちゃガン見してくる。
気のせいかと思ったが、一緒にいた友人も「あんただよ…」とドン引きするレベルでずっとガン見され。
しかしそのおっさんもまた、特に何を言ってくるわけでもなく、そのまま去っていったという…

言うまでもないことですが、私は決して美人でもなければスタイルも人並み、ファッションセンスも人並み（今は人並み以下☆）です。決して人目をひくような人間ではございません。

ただ、今こうやって書いていて思ったのは…
そのエリアに、私に似ている女性（おそらく水商売とか、風俗関係？）がいたのではないだろうか…

どうだろうか…
おっさんばかりがガン見してくるあたり、そんな感じじゃないかと今思ったのですが…
今となっては確かめようもないし、どうでもいいっちゃいいんですけどね。当時は不思議で仕方なかった…　いや、今も不思議で仕方ないけど。

まあ、こういう不気味な現象に比べれば、道を聞かれたり写真撮影を頼まれることなんて全然気にならないですね…



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