怒るべき時に毅然と怒れない人が多い


またコロナ関連なんですが。そして結局日本ディスなんですが。(見たくない人は見ないでねー)
ツイッターとかネット見てると、日本政府のあまりの酷さに怒り心頭で、批判や抗議を繰り広げている人たちがいるのに対して、「今は批判してる場合じゃない!」とか言ってる人々(なぜか主に有名人に多い)が結構いるんですが、何を眠たいことを言っておるんやと。



「こんな時に批判しないでいつ批判するんだ!」「政府がバカなことをしていたら批判するのが当たり前」という声に、私はそれが正論だと思うのです。
皆が激怒しなかったら、マジでお肉券で終わってたかもしれないんだぞ…

で、やたら多い「今は批判してる場合じゃない」「みんな力を合わせて頑張ろう」勢について、まあ、確信犯というか、ビジネスとか立場的なことからそう言ってる人もいるんだろうなあとは思うんですが、そこに同調している庶民の人々が本当に不思議で。
これも毎回コトが起こるたびに言われていることではありますが、「どうして自分が権力者側だと思い込める?」のか… 君たち、どう見ても搾取されてる側じゃん…と。


で、少し話は飛ぶんですが、例のごとくYahoo知恵袋とかツイッターとか見てると、結構な割合で「ホストファザーがやたらスキンシップをしてくるんですが、これってやっぱりセクハラでしょうか」とか「道端でこんなことを言われたんですが、これって差別なんでしょうか」みたいなポストを見かける。
(そんなの全部ネタだよと言われればそれまでですが。)
まあそれらの中にマジ話があったと仮定して話を進めますが、それって


ニブすぎん?

と率直に思うわけです。

毅然と怒れよそこで!と。
もちろん怖くて何もできなかった、というのは分かります。それを責めたりは決してしません。
しかしですよ。
それをあとからのんきに「これってやっぱりセクハラなんでしょうか。怒ってもいいんでしょうか」とか、「これって差別なんでしょうか。皆さんはどう思います?」とか書き込むなよ!!!と。

どんだけシナプスに難ありなんだよ。


というわけで、今あんなヒドイ対応しかできていない政権を一生懸命擁護してる人たちって、相当ニブイんだなあというか…


あと、「怒ることはダサいこと」「批判するのは良くないこと」って考え方は、いったいどこから来たんだ?

「批判ばっかりしてる人たち」ってよく聞くフレーズだけど、そりゃ不正なことが行われていたり、権力者がバカなことばっかりしてたら怒るし批判するだろう。ていうか、しなきゃダメだろう。

こっちのニュースを見てると、台湾や韓国、シンガポールの感染対策が成功していると報じられております。
で、まあシンガポールはいったん置いとくとして、台湾や韓国は、ヒドイ為政者をその都度その都度必死になって、みんなで批判して批判して、抗議しまくって引きずりおろしてきた過去がある。
だからこそ今ああやって有能かつ、本当に国民のために働くリーダーが国を引っ張っているわけで。

日本みたいにごく一部の人たちだけが猛抗議して、一生懸命デモやって、大方の人がそれを冷笑したり、遠巻きに見てる国が今ああなってるのは当然の帰結なわけですな。

と、完全に「オマエ何様だ。どこから目線なんだよ」という内容になってしまいましたが、要は、怒るべき時に毅然と、そして論理的に怒れないと、あとあと酷い目にあいますよ、というお話ですね。

おしまい!


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