幸せになるための方法は実はだいぶ前から分かっている



なんだか唐突感あふるるタイトルなんですが、ネットでポジティブ心理学なる言葉を知り、軽く調べてみたところ、幸福になるための要素っていうのは、結構前から、はっきりと研究結果で示されているそうな。



幸福になる、というよりも、幸福感を感じる要素、と言った方が正しいのかもしれませんが、なんとその半分は、遺伝子によって決まってしまっているそうな。なんだよ!のっけからどうしようもないじゃないかよ!とやさぐれそうになりますが、じゃあ残りの半分はなんなのさ、と思って見ていったところ、4割が自分の意思で、のこりの1割が環境だそうです。

半分が遺伝ということは、ネガティブな人はネガティブな遺伝子が、ポジティブな人はポジティブな遺伝子が埋め込まれているということなんでしょうかね。考えてみると、私は昔は文句タレで超ネガティブでしたが、最近は年齢ゆえの開き直りもあるのかもしれませんが、置かれている状況のわりには楽天的かもしれません。そして親も、やはり状況の割にはのんきなものです。

かたや、周りを見渡してみると、私なんぞよりもよっぽど恵まれた環境にある同僚が、「人生に楽しいことが何一つない」などと言って私をのけぞらせたり、どうも、幸福感を感じることができていない人も、一定数いるようです。それが結構うらやましいほどの環境にある人に多いような気がするのは、気のせいなんでしょうか。
4割の意思、というのは何なのか。思うに、普段から「自分にとっての幸福って何なんだろう」というようなことを考えていれば、おのずと人生はそっちの方へ向かっていくのではないかなあ、などと根拠もなく思ったり。

たとえば、「彼氏がほし~い」と言っているだけ、思っているだけではなかなか彼氏はできないものです。もう一歩進んで、「どんな彼氏が欲しいのか?」「彼氏ができたら、どんなことをしたいのか?」等々イメージして、できれば紙にでも書き出してみる。「お金持ちで仕事がバリバリできる彼!」とか、「優しくて料理とかしてくれる彼」とか、具体的にイメージしてみると、じゃあどこへ行けばそういう人と出会えるのか?とか、具体的な行動につながる気がするんですよね。友達とかに話したりすれば、「そういう人がいるから会ってみない?」とか。(少々願望と妄想入ってますが)
なんか分かりづらい例えになってしまいましたが、何にも考えないで、日々の文句や愚痴をブツクサ言っているだけの人と、自分にとっての幸せについて考えて、じゃあどうしたらそこへたどり着けるのかを考えながら生きている人とでは、やっぱり長いスパンで見た場合、結構な差がつくと思うのですよねえ。

などと書いてはみましたが、私もなかなか実践はむつかしい。毎日怠惰に過ごしてしまいますなあ。

とりあえず、科学的に立証された、「幸福感を増す方法」を日々実践しながら(ウィキペディアにも出ております)、少しでも自分の理想の人生に近づけるように、ちまちま努力を重ねてゆきたい所存でござりまする候。







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