カナダ永住権への道⑩


(※本記事公開後に、おサルの画像が数回前とカブってることに気づいたため、ネコチャン画像に差し替えました…)


仕事のシフトがガッツリ削られてかなり凹んでいる今日この頃です… これじゃ食っていけないっつうの… 
上司と電話で1時間半も話して、とりあえずの決着はついたものの、先行きは相変わらず不透明…
これからカナダの永住権を目指す皆さん(と、ワークビザをサポートしてもらう予定の皆さん)は、吹けば飛ぶような零細企業ではなく、ぶっとい大企業で就職されることを強くお勧め致します。(といっても、そういうところも支店やスタッフをカットする時は容赦ないので、やはり運が大きいのかも…)

と、暗い出だしになりましたが、仕事がなくてヒマゆえに、またシリーズの続きを書いてゆきたいと思います。

前回→ カナダ永住権への道⑨


今回のブログを書くにあたって、過去のメールを確認していたのですが、TR to PR に申請したのが去年の5月6日。

そしてなんとですね。

そのたった6日後に、PNPのノミネーションがなされ、見事フェデラルへの申請ができることになったんです。


たった6日の差…

州のイミグレーションオフィスからインビテーション(=オマエ、申請書類提出していいよ、というGOサイン)が来た直後にレイオフの憂き目にあい、そのまま申請が勧められるのかどうかやきもきしつつ、「一応 invite はすでにされているから、書類提出する権利はあるよ」とだけ言われていたPNP。それが12月とか1月の話です。その後、新しい仕事にありつくも、しばらくは試用期間ともいえるパートタイム扱いだったこともあり、状況打開できず…

その後ようやっとフルタイムになって一部書類(新しい雇用先からの雇用証明的なもの)を出し直したのが、4月。しかしこれでちゃんと審査してもらえるのか、「やっぱりダメ~!」とNGを食らって、全てが無へと還るのか、そして一体いつになったら結果が伝えられるのか分からないままに、突如降って湧いたTR to PR に怒涛のごとく申請。


その、たった6日後に!

州のイミグレーションオフィスから「申請おっけーだよー。フェデラルのステップに進んでねえ~」と能天気なメールが届いたわけである。何このタイミング。

(実はその直前に、イミグレオフィスからまた別の書類を出せとゴチャゴチャ言ってきたところへ、「それは前にもう出したダロ!私のプロセスどうなってんだよ!いい加減にしろ!」と、多少キレ気味のメールを返したところ、結局その書類は提出しないまま、サラーっと上記のメールが来たというね… もう本当に意味不明)

(更に言えば、じゃあPNPの連絡が TR to PR 開示以前に来ていたらどうしていただろうか?もしかしたらPNP 1本しか申請していなかったかもしれない。現時点では何がベストだったかは言えないけれど、やっぱり2本立てで申請しておいたのはベターな選択だったかなとは思う。そう考えると、PNPのドンくささに乾杯である)

で、その時点ですぐにフェデラルへの申請をすれば良かったんですが、無事にノミネーションされた安心感(それまでの数ヵ月があまりにもストレスフルだったため、これだけでもはや永住権取れたくらいの気持ちになってしまった)と、TR to PR にも申請済という余裕(これも幻覚ではあるが)、そしてとある一つの思惑があり、私は7月まで、PNPを放置してしまうのである。

その思惑というのは、従来ペーパーベースオンリーだったPNP(正確には、エクスプレスエントリーではないPNP)が、近くオンラインでも申請できるようになる、という情報をキャッチしていたため、これが導入されるのを待つ、というものでした。
(だってどう考えてもオンラインの方が書類紛失のリスクもないし、プロセスが早いだろうと思うじゃん!?)

が、残念ながらこの目論見は大きく外れ、むしろ裏目に出ることになるのである… 
2022年5月の現時点で、わたくしは非常に深い後悔を胸に刻んでいる最中でございます…

PNPで永住権申請する皆さん、どうか、ノミネーションされたあかつきには、ASAPで、すぐにフェデラルへの申請も完了されることをお勧めします。善は急げでございます。

涙なくしては語れないこの悲しい物語は次回へ続く… →カナダ永住権への道⑪

このブログの人気の投稿

カナダに肉は持ち込めないというのは本当なのか

人々がカナダを去る理由

住んで5年、カナダの闇が見えてきた