ディナゲスト服薬の日々にアラフォー思索の巻



またしてもだいぶ間が空いてしまいました。最近ついに、へそまで届くデカパンじゃないと落ち着かなくなってしまいました。ヤバいですねこの安心感。まさしくオバパン。やっぱり冷えは良くないですからね。



そして前回無駄に病名を伏せていましたが、別に伏せる必要もなかったことに気付き、サクッと書きますと、子宮内膜症の一種?の、チョコレート嚢胞?膿疱?嚢腫?ってやつでした。(サクッと書きたいのにイマイチはっきりしない)
昔、小さい子宮筋腫があるとは言われていたものの、内膜症というのはまったく予想だにしていなかったので、更に毎日たっかいたっかい薬(ディナゲスト、またの名をジェノゲスト)を飲むしかない!と女医さんに矢継ぎ早に言われ、ふえぇ…と固まってしまったアラフォー。
ショックだったというよりも、まったく予期していなかったことを言われて驚いたのと、薬が月に8000円くらいかかること、それを閉経まで飲み続けないといけないと言われ、「た、高い…」というそのあたりに思考が固まってしまったのでありますね。

まあその後、いろいろググったり念のため別のクリニックに行って不思議なムードの女医さんにまったく同じ結論を伝えられ、結果としてディナゲストを飲むことにしたのではありますが。
それにしても高い。結局30日分で9000円チョイチョイいきますからね。つらい。でもマツ○ヨはクレジットカードが使える上に、やさしい美人薬剤師さんがポイントカード作ったらかなりポイントかなり貯まりますよ!とオススメしてくれたので、それを心の支えに頑張ろう。転んでもただでは起きぬアラフォー。
(関係ないけど、最初の頃は薬の名を覚えられず、友人に説明する時などは、「ドラゲナイみたいな名前の薬」と説明しておりました。今でも時々どちらかわからなく… なりません!でも似てるよね)


しかしこういう時ネットでググるのは、一長一短ですね。奇しくも今、某ドシロウトがまとめていたいい加減なメディカル系まとめサイトに端を発したキュレーションサイトの炎上祭りが繰り広げられておりますが、病気のこととか薬の副作用についてネットで調べると、まあ、たいていの情報はネガティブなものが多い気がします。

特に今回恐れおののいていたのはディナゲストの副作用についてどす。
発売元のサイトに書いてあるのは、不正出血。これが一番多いらしいですが、今のところ(飲み始めてまだ5日くらいポッチですが)私の場合はまったくないです。まあ一ヶ月くらい経ってから大量出血したという人もいるみたいなので、これは全くわからないですね。

あとは太る!というホルモン系にありがちな副作用… むくみなのか食欲増進なのかよくわかりませんが、これは避けたいなーと思った次の瞬間には、「でも太ったら薬のせいにできるな!」とほくそえんだのは秘密。ポジティブなのかネガティブなのかよくわかりません。あとは、肩こり、腰痛、頭痛、めまい、イライラ、気分の落ち込み、ほてり、等々… 
どれもあるっちゃあるような。でも、普段からあるっちゃあるような。
つまり、「副作用キター!」というほどの強烈は症状は今のところありません。でも、飲み始めた日の翌日はとにかく頭がボーっとして眠かった。あれ、これも元から…?
その後も時折、ポワーンとすることがあるので、もしかしたらこれも副作用なのかもしれません。
いずれにせよ、そんなに重大な副作用は今のところ出ていないのでとりあえずは良かった。最初はとにかく高い、高すぎる、としか思えず、更に毎日朝晩決まった時間に飲むとかめんどくさいなあとしか思えなかったのですが、他の薬と併用できるのもありがたいし、食後にこだわらず飲めるのも便利だし、現代医学に乾杯ですね。ありがたいことです。

しかし… この件とはまたちょっと違いますが、これがもし20代だったり、あるいは子供が欲しいと願い続けている状況だったら、ちょっとつらかったかもしれないなあと。
わたくしなどはもはや結婚にも妊娠にも縁がねえ、と思って日々やりたい放題テキトーに暮らしているので、今回の診断にはさほどダメージは受けませんでしたが、まだまだ夢や希望いっぱいの女性だったら、結構堪える人もいるかもしれないなあなどと思いました。
別に内膜症だから子供ができないとかそういうことはないので、まったく落ち込む必要はないのですけどね。

先日友人(同じくアラフォー独身、しかし彼女は立派な専門職に就いているエリート)から聞いた話なのですが、彼女の友人で、立派に結婚して子供を1人生んだ、私から見たらすでに相当立派な(?恵まれた?うらやましい?)そんな女性なのですが、「婚活をして結婚したら今度は妊活。やっと子供が生まれたら、今度は保活をしなければ…」と話していたそうです。
何その無限ループ… と、暗澹たる気持ちになりました。女性はどこまで、いつまで頑張り続ければいいんでしょうね(と、まったく頑張っていないダメアラフォーが語る)。

よくネットで見かけるのは他に「子供がいなければ『子供は?』と聞かれ、一人産むと今度は『一人っ子は可哀想』『二人目はまだ?』と言われる」等々の現実です。
聞く方は悪気がないんでしょうけどね。私も、何度もそういうことは言われましたなあ。最近は誰も触れてこないけどな!

例の如くなんだか話がまとまりませんが、「結婚して子供を産んで育てる」のが当たり前で、それが幸せってものなんだ、と思い続けてきた人にとっては、もしかして生きづらい世の中なのかもしれない…と思いました。一つでも躓いたら、ものすごいショックに襲われる可能性があるよなあ…
かといってどうしたらいいのかよくわからんですが。価値観を固定しない方がいいってことでしょうかね。いや、そういう人が絶望しないで済むような世の中になるのがベストなんですけども。

更に、時々強く思うのですが、20代のうちに子供を産んだ方がいい、というのは生物学的(医学的?科学的?)に見て、否定しようのない事実のようなのですが、今の日本でじゃあそれができるのかって話ですよ。
昔みたいに「女子には学問などいらん!」とか言われて、中卒、良くて高卒とかで、若いうちにお見合いとかさせられたら可能でしょうけども、今更そんなことはありえないし、旦那一人で家族を養って行けるような状況でもないし。
大学出ないと就職が不利で、就職したらしたで、歯をくいしばって3年くらいは頑張らないとならない世の中で、「30歳までに子供を産めよ」なんてとても言える状況じゃないと思います。
どうしたらいいんでしょうね、一体。

等々、ドラゲナイの副作用もあいまって、ダメアラフォーの脳内は更に混沌としてきております。師走ですからね。せめて脳内くらいは忙しくても良いのかなと。


↓その後の顛末です(2019年11月)
https://yuru40s.blogspot.com/2019/11/2.html















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