【冬休み特別企画】毎日ホラー映画 ⑨ザ・リチュアル
ハイ、今日も元気よくいきたいと思います。何見るかなあーとNetflix を徘徊して決めたのが、「ザ・リチュアル」です。
これもまあ、今更ですね… 4年くらい前の映画で、前から気になってはいたのですが、なんか地味っぽいなあと思って見てませんでした。
あと、森でぐるぐるして怖い目に遭う、というのが昨日見た「ブレアウィッチプロジェクト」と同じやな、と思って、比べたろ、という訳ではないですが、なんとなくこれにしよ、ということで鑑賞致しました。
で、感想。
うーん…
うーーーーん…
まあ、思った通り地味でしたw
主人公は仲間の一人を見殺しにしてしまったトラウマを抱えつつ、グダグダなグループを鼓舞しながら森のハイキングを頑張ります。
てか、この人たち、もともと仲悪すぎじゃない⁉イギリス映画だからなのかな?結構お互いに辛辣というか、言い合う冗談がキツイ…
ていうか最初、誰が誰なのか分からず、人数多いな、オイ!と思って見てました。(多くない)
なんかそのー、森で迷ってぐるぐるして諍いが起きて、更に怖いことが起こり始めてパニくる過程はブレアウィッチプロジェクトと同じなんだけど、風景の陰鬱さもあるし、当人たちの元々の性格の悪さ?もあって、見てるだけで気持ちが沈む。しかもいい奴から殺されていくっていうね…
ブレアウィッチプロジェクトとの一番の違いは、「怖いもの」の正体をバッチリ明かしてるところなんだけど、うーん… まあ… どうなんでしょうね… 結構しっかり見せすぎ&説明しすぎというか… こういう方がスッキリして好きという人もいるとは思うんですが…
私はやっぱり最後まで謎、っていう方が恐怖感をあおられる感じがあって好きだなあと。
最初の廃屋での恐怖体験も、なんかやりすぎというか… 素っ裸で祈りを捧げてた、とか、ちょっと過剰だよなあと思ってしまった。もう少しこう、繊細さというか、「ちょっと不思議だけど、まあ、そんなこともあるかな…」くらいの方が怖い気がするんだけどなー
(いや、素っ裸でお祈りしてるのも十分怖いけどさ)
さらに、ルークのトラウマは分かるんだが、悪夢のシーンが不自然に何度も挿入されるのでなんとなく鼻白むというか… あんまりひねりがないなというか…
そして終盤、ルークとドムが村の入り口で灯りに沿って走るシーン、音楽もあいまって、なんかドリフっぽくて笑ってしまった…
てか、ドムがくそすぎん?多分みんな、イライラしながら見てたと思う。まあどうでもいいんだけどね。そしてあまりにも奥さんの名前を連呼するので、奥さんを亡くしたとか、なんか訳アリなのかな?って感じもありつつ、別に何もなく…
(細かいことだが、はりつけにされた後、メガネないから何も見えんやろ… とも思ってしまった近眼の私)
(さらに余談だが、オババがドムにも水あげると見せかけて、あげないシーンも「やらんのかーい!」と笑ってしまった… )
あと一人だけ英語が喋れる村娘Aも、なんで英語喋れるの?ってか、もしかして森の中にクレカとか残してたナントカさんなのかな?でもあんなに若くなかったよな?山の神の力で若返ったの?(だったらあのオババをもう少し若返らせてやれよ)等、そのへんの謎も放置…(私が見逃しただけだったらスイマセン)
ネットのレビューで、「画面が暗すぎてよくわからんかった」というのがあって、それは私も思ったw まあ映画館でしっかり見たら違うのだろう…
ノートパソコンでスマホ片手に見てたらダメだよね(いろんな意味で)。
クライマックス?で、ルークが山の神から逃げ惑うシーンは、「ジュラシックパーク?」って感じもあり、あれ、これってホラー映画って言えるのか?と今更な疑問を抱いてしまいました。
山の神も、「手がある!」とビックリ造形。キシャー!ってなると、クワガタみたいだし、いやよく考えましたな、もうちょっと明るいところでじっくり見てみたいと思いました。
そして最後の最後に、山の神()の咆哮に対して叫び返すルークにも笑ってしまった。すみません、笑うところじゃないのは重々承知です。
まー、なんだろうな… どうなんだろう… まあ、みんな頑張っていたよ…
いろいろ説明があるわりには、ようわからんところも多く、わたくし的にはちょっと微妙だったかなあ… というところです。
あと、スウェーデンの人たち的にはどうなんだろう、コレ… ふざけんな!とかないのかな、とちょっと気になってしまいました。
おしまい。