アラフォーが間違えると恥ずかしい漢字いろいろ
パソコンやスマホの浸透と共に、手書きで文字を書くことがめっきり少なくなりました。そのせいか、久々に漢字を書こうとすると、なかなか思いだせないこともチラホラ… これはマズイ!更に、そのせいもあるのか、ネット上では誤字や、慣用句の誤用がウヨウヨ。最初はネタだよね…?と思って見ていましたが、今やライターさんが書いたと思われる記事にも増殖し始めている始末。モヤモヤする~~~!
少なくともアラフォーたるもの、そんな恥ずかしい間違いをして恥をかきたくない!ここらでレッツ、漢字、慣用句のおさらいです!
【ネットで良く見かける漢字の間違い】
①鏡と鑑
「教師の鏡だね」「それでこそ社畜の鏡」
これ、めちゃくちゃ見かけますね。鏡じゃないから!鑑ですよ、鑑。調べてみたところ、もともとは鏡も鑑も、ものを映し出す、という同一の意味があったようですが、それでも一般常識的には、「模範、手本」という意味を表す場合には、「鑑」が正解です。
②確立と確率
なんでこれ間違えるかな… まあ、「確」の字が同じで、急いで打ってたりするとそのままになってしまうのですかね。しかし「その確立は高いね」「確立は同じくらいかな」等々、ネットでホントにたくさん見かけますが、これ、もうわざとというよりも、もはや「どっちでもいいじゃん」という世の流れなのでしょうか。今更言うまでもありませんが、可能性を表したいなら「確率」ですよ!うっかりミスでも、アラフォーがやると痛いですから、気を付けましょう。
③「やむ負えず」「やむおえず」と「やむを得ず」
これは最近よく見かけるようになりました… 何故なんでしょう。小学校、中学校あたりで習いませんでしたっけね… これは誤変換とかではなく、完全に「お」で打ってますよね。いけません。アラフォーがこれやったら一発で「ちょっと足りない人」認定されてしまうことでしょう。
正確には「止むを得ず」と表記します。「やむ負えず」「やむ終えず」等といった日本語は、2016年8月時点では存在致しません。
誤字や誤用を指摘するのは余裕のない人間のすることだなどと述べているサイトも見かけましたが、余裕がなくて結構!こういう細かいところから、社会人としての素養が垣間見えるのだ!
しかしこんな偉そうなこと言ってると、今後誤字脱字、誤用があった時、とても恥ずかしいな…