カナダの就活はこんな感じ

と、知ったかぶったタイトルですが、私も別に、経験がたくさんあるわけではないので、まあ、個人の体験談として参考にしていただければと思います。
あと、周りの友達(日本人、韓国人くらい…)の体験もふまえて書いてみまっす。



ご存知の方も多いと思いますが、カナダの履歴書はレジュメと呼ばれていて、日本の履歴書とはまったく形式が違います。
名前や住所、連絡先を書くのは同じですが、生年月日や性別、顔写真などは記載不要です。もちろん、手書きする人なんかいません。日本では未だに手書きが重宝されるんでしょうか…?
私はもう職歴がぐっちゃぐちゃで(それもあって、日本ではもうまともな仕事に就くのは難しいだろうと思っている… ごまかそうとしても、保険の履歴でバレるし…)どうしたものかと思いましたが、ある程度シンプルにまとめたレジュメで大丈夫でした。こちらは転職回数とか、ブランクが日本ほど問題視されないという点も素晴らしい!! しかし学歴とか職歴で、大体の年齢はバレます…

ネットでググるとサンプル画像や、そのまま使えるようなフォーマットがたくさん出てくるので、そういうのを参考にしても良いと思います。なにせ、フォーマットからしても日本とは違い、定型のものというのがなく、オリジナルで作る必要があるので。
さらに、レジュメとは別にカバーレターというものがあります。レジュメが職歴やスキルなどを記載するのに対して、カバーレターは名前の通り、手紙に近い感じで、応募先の担当者宛てに自分の熱意をアピールするような文書です。
レジュメだけで良い場合と、カバーレターの提出も求められる場合がありますが、両方出しといた方が無難じゃないかと思います。いちいち担当者の肩書とか名前を調べないとならないので手間はかかりますが…
私も学内バイトに応募したとき、両方提出が条件だったので、渋々作りました。この時は頼りになる先生に添削してもらって、無事インタビューに呼ばれることができました。ちゃんと現地のプロフェッショナルに見てもらうことが大切かと思います。

フルタイムの仕事の場合、Indeedなどのウェブサイトや、その会社のサイトからアプライするケースが多いですが、バイトの場合だと、印刷して自分でお店やオフィスに赴き、できればマネージャーに手渡しするというのがベストなやり方のようです。私の友達は最初、店のスタッフに渡しておいたものの、その後連絡がなかったので再度店に行き、マネージャーに聞いたところ、レジュメが渡っていなかったことがわかったため、その場で提出し直し、見事インタビューにこぎつけていました!こうやって運よくマネージャーに会えれば、その場でインタビュー、採用!って可能性もあるので、ウェブから応募するよりもぐっと成功する確率が上がる模様です。

私の学内バイトが決まった経緯は、メールでレジュメとカバーレターを提出した後、たしかメールで、電話インタビューのお知らせがきて、その後さらに、対面でのインタビューという流れでした。
このケースと同様に、一次面接が電話で、二次面接が対面やスカイプ面接というパターンも多そうです。(今回私がCOOPで決まった会社は、スカイプ面接のみで終わりでしたが…)なので、英語の電話が苦手!という人には事前に練習なりなんなりして、慣れておくことが必要です!(私の知人は見事電話インタビューで玉砕していました…)

ちなみにこの、Linked Inの関連サイトがわりと役に立ちます。
私はカレッジのサービスで無料で使えるんですが、基本的に有料なのかな… 
レジュメの書き方とかインタビューでどんなことを聞かれるかとか、雰囲気が掴めるかと。まあYouTubeなんかにも同じような動画はいくらでも転がってるので、それでも十分か…

https://www.lynda.com/

私は学内バイトと、あとは5月から働く会社の2件しか経験がない(しかも後者は普通に日本人の方とのインタビューだった…)ので、あんまり参考になるような逸話がないのですが、大抵の場合は「うちの会社があなたを雇うメリットは何ですか」とか聞かれるみたいです。
日本人の場合、謙遜が美徳という習慣が染みついてしまっているのですが、それは絶対にNGです!いかに過去の経験や持っているスキルをふくらませて「だからあなたは私を雇うべきだ!」と自信満々にアピールできるかどうかが必要になってきます。
これはレジュメでも同じで、私も最初「中国語を勉強していたことがある」程度の控えめな書き方をしていたところ、カナダ人の先生にビーっと直されて、「中国語が!できる!」くらいの文面にされました… いやいや、できないし、と思いましたが、これくらいのことはやって当然の模様です。

他に、「日本での職歴や経験なんて、アピールになるの?」と思いますが、その先生いわく「なる!」ということでした。ホンマかいな。でもその先生の添削ののち、学内バイトも5月からの仕事もゲットできたので、彼は私の神であり、もう信頼しきっております。
というわけで、「こんなこと書いても意味ないよなー」とか思わずに、どんどん盛って、自信も持って、アピールしていくべきだと思います!ていうか、そうしないと仕事はゲットできない。

あと英語力ですが、正直私は学内バイトの電話インタビューでも、二次の対面インタビューでも、何言われてるか正直わからんことが多々ありました。が、適当に解釈して、適当にペラペラまくしたてていたら受かりましたw
なんで受かったのかよくわからんのですが、まあそのケースはおそらく、「分からないから黙り込んでしまう」よりは、「分からなくてもとにかく何かしゃべる」奴がそのポジションには向いていたのかも。職種やそのポジションによるかもしれませんが、分からないからと黙り込んでしまったり、考えこんでしまうよりは、「こういうこと?」とか適当になんでも喋り続けた方がいい場合もありそうです。
(あと、これは働き始めた後にもいえるのですが、たいした説明もなしにポンと職場に放り込まれるケースが多いので、自分からどんどん質問できる人じゃないと大変、というのもあるかもしれません… 学内バイトも、「今日どこ行くの」「何するの」ってお互いに聞きあってることが多々あります…)

つれづれなるままに書き殴ってきましたが、あんまりたいしたこと書いてないな…
ネットで検索すると、ガチな就活を勝ち抜いた猛者たちの、もっと全然ためになるような情報がたくさん出てきますからね… 
現地の人たちと競っていこうと思ったら、やっぱり名前で落とされたりとか、住んでる場所ではねられたりとかもありそうです(遠隔地からの応募はやはり不利になるっぽい)。
あ、あと、あらかじめ指定されている場合もありますが、ビザの種類や期限を書くことも大切かと!
パートタイムでもフルタイムでも、やはり雇う側としては、「こいつはいつまで働けるんだ?」というのは絶対に気になるポイントだと思うので、アピールできる場合には必ず付け加えておくといいと思います。逆に、ワーホリなんかで、あと半年くらいしかいられない、という場合にはもちろん書かずに… でも聞かれたらバレちゃうけどね…(そういうことを気にしない悪徳業者も多そうだが)まともな会社なら、ビザについてちゃんと確認してくるはずなので、だったら最初から書いておいて、相手の懸念を払拭するようにしましょう!

私の半径5mで見聞きした感じでは以上でーす。
(こんなに偉そうに書いて、自分はただ運よく拾ってもらっただけという… しかもその仕事がちゃんと無事に始められて、続けられるという確証はない…)



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