永住権申請は承認されたが、さっそく却下の危機が襲いかかる(2023.1.12加筆修正)
ツイッターでもご報告の通り、なんとなんと、永久に不可能と思われていた永住権申請がついに承認されまして。びっくりするくらいたくさんの方が喜んでくださって、本当に私は果報者だなあと幸せに浸っておったところ、案の定また新たな暗雲が立ち込めてまいりました。まあ、このへんはすでに予測しておったのでね、慣れたものといいますか、ハイ来た~ってな感じではあるんですが… それでもやっぱりウンザリしますね…
ツイッターで何をそんなに私がワーワー騒いでいるのか、謎に思っている人もいるかもしれないからね…
申請が承認されても尚、却下の危機なんてあるのかと思われる方も多いでしょうが、あるんですね… 通常の流れだったらそうそうないとは思うんですが。しかもわが身をもってそれを体験することになろうとは… もうそういうの、ホントに間に合ってるんでね… 勘弁してほしいんですけども…
①永住権申請承認後の、通常のプロセス
まず今何が起こっているかを話す前に、通常の流れをさっくりとご説明しておきます。まあ、申請ストリームとか各々の状況によってちょっとずつ違ってくるとは思うのですが、私が申請していた PR to PR という申請方法の場合について書いてみます。
原則としてまず、申請者がカナダ国内にいた場合。
- 申請承認の approval メールが届く(私にも来た)ので、メール内の簡単ないくつかの質問に回答して返信。(その中に、今現在カナダ国内にいるかどうかの質問も含まれる)
- その後、Permanent resident portal というサイトへのログイン情報が送られてくるので、PRカード用の写真のアップロードや送付先住所の入力を行う(この写真のアップロードもかなり難儀する人が多いという噂…)
- 全てOKなら、いわゆる eCOPR (Electronic Confirmation of Permanent Residence in Canada) が発行される。
- PRカードが届く
②何が私の身に起きているのか
では次に、一体何が今、私の身に起きておるのかということを説明したいと思います。
上記の申請承認のメールに対して「カナダ国内にいま… せん!」と回答したわけです。嘘はいけませんからね。正直に。
一通のメッセージが、IRCC アカウントを通じて送られてきたのです。
実際のメッセージの一部を抜粋して貼ります。(問題ないよね…?)(てか小さくて見えない…?)
※下記、取り消し線した内容ですが、これは「カナダ入国にビザが必要な国の人たち向けの措置」とのこと。なので、私がこのレターに返信したのちに、どんな展開が待っているのかは現時点(2023.1.12)ではまだ謎です。
で、実際にこういう発表がちゃんとされていて、さらにはこんな動画をポストしてくれている移民コンサルタントのオフィスがあるのである。
で、普通なら指示通りにメッセージに返信して「頼むよ~」とお願いすると、よくわからんけど、PRビザというものが発行されて、それをもってカナダに入国、そしてCOPRを発行してもらい、のちにPRカードを受け取る、という流れっぽい。多分。
だがしかし。
じゃあなんで私がこんなにアワアワしているのかというと。
「アカウントを通じて返信して来いよ」と書かれているにも関わらず、その返信方法が不明なのである。で、Facebookグループに質問したり、上の動画をポストしている移民コンサルのオフィスにメールしてみたり(めっちゃ迷惑)(もちろんあらゆる手段でIRCCにもコンタクトを試みたが、当然いっさい何の反応もないゴミクズ対応である)(特に致命的なことに、IRCCはカナダ国外からの電話を一切受け付けない模様。KUSO!!!)、とにかく調査の限りを尽くしたのである。
すると、同じ経験をしためっちゃ親切な人、さらにはなんと上記のコンサルオフィスが律義に返信をくれて、「アカウントにログインしたあとに、〇〇って書いてあるところをクリックして開くと、そこからメッセージを送れるようになってるはずだよ~」と教えてくれたのである。みんな優しい…
駄菓子菓子。
無いのである。
皆が指し示すところに、私だけ、送信できるはずのオプションがないのである。
NAZE???
ナンデナノカナ???
ということで、いよいよ IRCC のゴミクソっぷりが本領発揮といった感じ(多分担当オフィサーが設定し忘れとみている)なのですが、IRCCへの連絡経路が完全に断たれているため、私は結局また、いつものアイツに頼ることにしたのである。
アイツとは誰か。
その名は、Lisa。
③Lisa そして現時点での対応
突然の登場になってしまったが、(彼女についても追って永住権シリーズの方で詳しく書く)彼女は、私が住む僻地の国会議員事務所のスタッフで、だいぶ前から私のドタバタ申請を、無料で!めちゃくちゃ親身に助けてくれている存在なのである。(これは別に、Lisa やその議員が特別親切というわけではなく、もともと国会議員にはそういうタスク?業務が課せられているっぽい)(彼らはIRCCと直接コンタクトが取れるパイプがあるらしいので、すぐに回答を知りたいときなどにお願いすると対応してくれるめっちゃくちゃありがたい存在なのである)
ごめんよ、Lisa... きっと「やれやれ、やっとこいつと縁が切れる」と思っていただろうに。
まあそれはさておき、Lisa に事情を説明して(彼女は別に永住権申請のエキスパートでもなんでもないので、基本的な知識はあっても、こういうレアケースや込み入ったことはわからんため、説明が必要。特に今回はレアケース中のレアケース… そして時差がエグイ。丑三つ時まで、彼女とメールのやりとりをして私は性根尽き果てた)なんとかIRCCにコンタクトを取ってくれないかとお願いをする。
サクッと書くつもりがだいぶ長くなってしまいました。
~以下、後日談~