気になる格差
ヒェー、前回の大恥全開ブログのビューがやたらめったら伸びている~!うれしいけれど、つらい。いや、皆さんに「アホがいるな」と笑って頂ければ幸甚でございます。
そして多面性をアピールすべく(?)今日は少しだけ真面目な話を書きます。もう寝たいので、できるだけサクッと書きます。
私が時折チラホラとお名前を勝手に載せている松井博さんのnoteをさっきズラズラと読んでいたのですが、(たとえばこの記事とか https://note.com/matsuhiro/n/naf0c0ad6fcf2 )
それぞれの記事に色々と思うことはあるのですが、ポワンと胸に去来したのは、結構前からボンヤリと考えていたことなのであります。
それは何かというと、うまいことスッキリと言えないのですが、「こういうnote とか読んだりして、いろいろ考えたり行動したりしている人と、そうじゃない人の差」についてなのです。
ツイッターはまあ、玉石混合すぎてアレですが、それでも各分野の第一線で活躍する人の考えていることや、取り組んでいることを常にリアルタイムで追いかけられるというのは本当にすごいことなわけです。
他方で、とんでもないバカとか、ホントにしょうもないツイート、クソリプ、呪詛の言葉を垂れ流しているアカウントもあったりと、陳腐な言葉ですが本当に世界は広い。
で、note も同じで、私も全然利用歴は浅いのですが、そもそも、note の名前や存在を知っている人というのは、それだけでも相当「先を行っている」人たちなのではないかと思ってしまうのです。
たとえば、日本の私の友人たちというのは、正直いって、相当知識レベルの高い人たち、社会的レベル(?)の上の方にいる人たちではないかと思っています。
四大卒で、留学歴があって、一部上場企業に勤めていて、中には年収1千万プレイヤーもいたりします。
しかし、そういう人たちと話していてすら!政治ネタとか時事ネタを話すと、あんまり知識がなかったり、それ以前に、興味を持っていなかったりするのです。
(まー知ってるけど言わないだけって可能性もありますが)
(そして言うまでもなく、私も大した知識はナイ)
多分、note のことを知らない人も多いと思う。今度聞いてみよう。
ゴチャゴチャ書きましたが要は、有名大学を出て、留学経験があり、大企業に勤め、このご時世に普通にボーナスをもらっているような人たちが、世界情勢に疎かったり、時事問題についての自分の意見を持っていなかったりするのです。
(サンプル少ないけどな!)
じゃあ… そうじゃない人たち(例:四大卒でない、海外経験皆無、等々)は?
ちょっと誤解を招いて大反発をくらう予感しかしないのですが、あえて書く。
むかーしのことになりますが、私が新卒で入社した某サービス業のブラック企業には、地元の名もなき高校を卒業したヤンキー上がりみたいな先輩方がたくさんおりました。
2000年という、氷河期ぶっちぎりワーストワンの年で、それは、初めてそのブラック企業が大卒採用に踏み切った年でございました。
「大卒様は違うねぇ~」「オマエそれでも大学出てるのかよ」等のイヤミを浴びせかけられたことも、今となっては懐かしい思い出でございます。
そしてその時はなんとも思ってなかったのですが、思い返してみれば、事務所にはマンガ雑誌が詰まれ、休憩時間や閉店後には先輩たちが一斉にタバコを吸い、話される話題といえば、客の悪口、同じ会社のスタッフの噂話、そしてテレビの話… という環境でした。
もちろん今とはまったく状況が違いますが、たとえば、それが超氷河期真っ只中であることにつゆほども気づいていなかった自分や、政治や時事ネタが一切話題に出ることのなかった職場、そして今自分に見えている世界を見比べてみると、なんだかまったく別世界のことのように思えるのです。
他にも、日本に一時帰国した際に会った友人が、今の日本の情勢について相当ヤバいと話す私(例のごとく日本ディス)に、いろいろやんわり反論してきたあげく、「目の前の育児とか生活に追われて、そういうことまで考える余裕がない」と言い切った衝撃とか…
(子供がいるからこそ、考えないとまずいのでは…?と思う一方、そうか… そういう人が多いのだろうな、と妙に納得させられた一件でありました)
ああー結局ダラダラと冗長になっている!
(しかも、今回の内容、反発を買いそうな予感しかしない…)
知識人の方のツイートやブログ、そしてそれをフォローしている人たちのインテリジェンスを目の当たりにするたびに、自分が見てきた世界とのギャップがありすぎて、なんともいえない気持ちになるのですよ。
(そして己のインテリジェンスの無さにもな…)
上でもちょっと書いたけど、意図的にクソリプしてる人も多いと思うのだけど、中には本当にとんでもない読解力と理解能力しかない人とかもいて、結構愕然とするのですよね。「#ネトウヨあほ列伝」とかのタグで検索すると、ネタだったら天才としか思えない衝撃的なツイートが星の数ほど見られます。
なんか、こんなにギャップがあるのも恐ろしいし、それが今後加速していくのではないかと思うと、本当に暗澹たる気持ちになるんですよね…
そしてなんとなく、自分はその真ん中にいて、オロオロしてる気分なんですよ…
長々と書いたわりには、いつも通り「だからなんだ」という内容でしかないんですが、なんか… これでいいんだろうか… というモヤモヤした気持ちが、時折、私の胸にくらーい影を落とすわけです。
特にオチのないままオワール。