マレーシアに短期留学した話
はいこんばんは。今日はマレーシアに短期留学したお話について書くよ~
いきなり気さくな感じで書き始めるスタイル。もうキャラもブログのスタイルもブレブレ。いや、これはきっと模索中ってことなんだ!
で、マレーシアですが、滞在したのはペナン島です。前回のフィリピンに引き続き、またしても島。なぜなのか。島が好きなのか。
ちなみにその後(だっけ、その前だっけ。記憶がすでに混濁しているアラフォー)やはり短期留学した台湾も、やはり名もなき小さな島でした。別に島を選んでるわけではないのですが、なぜか最終的には島に行き着きます。何なんでしょうね。
で、ペナン島留学。
この時はもう、ケチケチ根性丸出しで、エージェントなどは通さず、ネットで吟味しまくって目星をつけた学校に直接コンタクトを取りました。
(っていうか、よく考えたらフィリピンの時もエージェントは通してなかったな)
名前の読み方も良くわからん性別不明の相手からリプライをもらい、まあ海外にしてはまともな対応だったので多分大丈夫だろうという見切り発車で出発!この時点では確か半年くらい滞在する予定だったのかな?もはやそんなことも忘れましたが…
フィリピンとは違い、学校の提携しているアパートやホームステイが主流のマレーシア。私も、学校が管理している?寮的なものに入るつもりではいましたが、とりあえずは自分で学校近くのホテルをおさえ、最初はそこに泊まることにしていました。
…この流れでわかるかと思いますが、フィリピンとは違い、結構最初から自分のことは自分でやるって感じでした。もちろんエージェントとか通してお金を払えば、空港送迎とか滞在先の紹介とか、至れり尽くせり、というパターンもあるのかもしれません、私はなにせお金をできうる限り使いたくなかったので(そもそも余裕があればマレーシアに留学しない)、海外一人旅の経験もあったので、とにかく自力でやりました。ってエラそうに言うほどのこともないのですが。
英語を勉強するために、英語でやりとりせねばならぬという大いなる矛盾に時折苦しみながらもなんとか… でもこういうのが結構力になったりするような気がしたりしなかったり。
で、実際入学してみたところ、
・ネイティブ教師がいると書いてあったが、ネイティブは校長(?オーナー?)一人。クレームがつくまで彼はほとんど授業には出ず事務仕事及び生徒の勧誘でほぼ不在。
・カリキュラムもカオス
・中国語も学べるという触れ込みだったのもあり選んだのだが、着いてから「今は中国語のクラスは開講していない」と言われる。
・生徒はなぜかリビア人が多数を占める。次に多いのは中国人。で、日本人、韓国人、たまにブラジル人など。
・事務員の知り合いの知り合いの知り合い?が学校の目の前に住んでおり、部屋が余っているというので結局そこに住むことに。しかしのちにこれが大トラブルに発展する。
とまあ、海外にありがちな、「聞いてねえよ!」「話と違うよ!」「テキトーだなオイ!」の連続。
しかしもともと期待値が高くなかったため、何とか順応するわたくし。
あ、でも唯一、滞在先のシャワーが水しか出なかったのは泣いた。まあ東南アジアにはありがちなんですけどね。普段はまだいいのですが、雨で気温が下がった時は泣いた。泣きましたよ。
結局、滞在期間は2カ月に満たないくらいだったのですが、(英語力の伸びがあまり感じられず、早々に撤収することにしたヘタレです。水シャワーに心折れたのもある)それでもフィリピンよりは、個人的には力がついたような気がします。
授業は10人くらいの生徒に対し、先生が一人というスタイルだったので、フィリピンのマンツーマンの方がいいんじゃないの?と思いきや、いろんな国(といってもほとんどリビア人と中国人)の生徒がワーワー勝手なこと言うのを聞き取らねばならなかったり(人のことは言えないが、みんなほんとに発音ヒドイ)、先生もマレーシア人なので訛りがあるし、もちろん普段の生活でも日本語はほとんど使えないので、そのへんで結構鍛えられた感はあります。
もちろん聞き取りやすい英語を話す生徒もいるのですが、衝撃的だったのは、テキストのとあるセンテンスを読んでいるはずなのに、どこを読んでいるのか分からないほどに発音がむちゃくちゃ!それでも自信満々な姿に、わたくしは非常に感銘を… というか、カルチャーギャップを大いに感じましたね。やっぱり日本人て奥ゆかしいのよね~。間違えててもバンバン発言するし、ああいう姿勢は素直にスゴイと思います。
もしも海外で働くとか、いろんな国の人がいる中で競うとかなったら、やっぱりああいう文化の方が強い!謙遜とかって、日本以外では通じないんだな、とひしひしと感じました。(とても美しい文化だとは思うのですけどねえ)
そんなわけで、私の中では、フィリピンは初心者向け(ホントに英語が苦手、異国の人と話したことがほとんどないレベル)で、マレーシアは、中級編、というイメージです。
全然聞き取れない、発言できない、モジモジした人だったら、あのカオスな授業では萎縮してしまうだろうと思われます。もちろんアパートの契約とか(学校の人はついてきてくれたが、その人ももちろん英語だし)、日常の買い物とか食事とかは自分でしなければならないし、そう考えるとやっぱりある程度海外経験があった方がいいだろうなと思います。
もちろん完璧なサポートのある学校を選べば、マレーシアでも問題ないはずですが…
で、家主との大トラブルについても書きたかったのですが、文字数が相当になりそうなので、これはまた今度書きたいと思います。いやー、私頑張ったよ、やっぱお金が絡むと強いね、私は。
そんなわけでマレーシア短期留学の感想でした~。