カナダ永住権への道⑦

 


なんとなんと本シリーズ、前回から3ヶ月も経過してしまっておりました!光陰矢の如し。Time flies!! ていうかもはやみんな忘れていただろうし、そもそも自分もこのシリーズを書いていたことをすっかり忘れていた。ホラー映画を見ている場合ではなかったのだ。

まあ気を取り直して続けましょう。前回の末尾に、番外編を書くとか言ってましたが、それはまた今度にしましょう。

カナダ永住権への道⑥


前回までの流れをおさらいすると、

→カレッジ卒業に必要なCOOP(インターンのようなもの)の仕事が見つかった今の地へやってきて働き出す。
→職場からは永住権サポートするよーと言われていた&取りたくなったので、時機を待つ
→申請に必要な就労期間が過ぎたので、州に「PNPにアプライしたいです」と挙手
→「良き。では必要書類を提出せよ」との連絡(インビテーション)を受け、職場にいくつか書類を作ってくれるよう依頼
→書類が一向に出てこない
→催促
→突然のレイオフ
→いろいろ駆使して、とりあえず書類を揃え提出したのちにレイオフされたことにする作戦を立てる。(ま、実際レイオフの日付が後ろ倒しされたのでウソではない)

もうしょっぱなから意味不明すぎる… なぜスムーズにいかないのか…

で、前回書いたように、

①レイオフの日付を後ろ倒ししてもらい、書類はとりあえず何とか作ってもらってむりやり提出する(その後レイオフの報告、州政府の指示を仰ぐ)
②永住権コンサルタントに相談
③次の職探し

というのをほぼ同時進行でやりました。世間が最も浮き立つ12月にボロボロの精神状態でな… よくやったよ自分!(まだ永住権取れてないけど)

①ですが、今、当時のメールを漁って見ていたところ、新たな事実が(って大袈裟)判明しました。
実際に「書類を出せ」といういわゆるインビテーションが来て、揃えた書類を提出する前に、わたくしは「もしかしてだけど~、レイオフされたらどうなっちゃうの~」というジャブを放っていたのでした。
で、それに対してなんと州のイミグレーションオフィスは「インビテーションがすでに来てるなら書類を提出する権利があるよ」と回答してきたのでした!

かなり異例の対応だったとは思うんですが、ここでヤッターと安堵したのも束の間、きゃつらの回答はあくまでも「書類を提出することができる」と言っているだけで、レイオフの事実含め、審査のプロセスで、州が「やっぱオマエ、条件満たしてないわ」と却下してきたらこの時点でゲームオーバーなわけである。
しかもその決定がいつ下されるのかが分からない。非常にストレスフルな、長い長い待ち時間がスタートしたのである。しかもワークパーミットの残り時間は2年。更に今、絶賛無職。不安とストレスでハゲそうでした。

そして②なんですが、友人に紹介してもらった日本人コンサルタントにあわててコンタクトを取り、相談に乗ってもらったんですが… 多分タイミングも中途半端だったのと、私も混乱のさ中にいたため、あまり有益な結果にはならず… 私のような低スキルでもなんとかチャンスのありそうな他州のプログラムなどを紹介してもらっただけで終わりました。

が、正直その時の私の心情としては(というか今もなんだけど)、「この州にずっと住みたい」という気持ちが永住権申請の一番の動機だったため、他州に移ってまで… というためらいと、このパンデミックのさ中になんのアテもなく他州に引っ越したところで、果たしてまた永住権申請につなげられるような仕事を見つけられるのか?見つけられたとして、またレイオフされないという確証もない… という不安で、どうしても引っ越すという選択肢には踏み切れず。

(余談だが、この時いくつかのコンサルタントやエージェントに当たってみたところ、そもそもうちの州のPNPは対象外だったり、すでに申請に入りかかっている=金にならない、と思われるのか明らかに塩対応だったりと、いろいろと学びがありましたね…)


あー長くなってしまいました。③の職探しについては、次回書きます!


カナダ永住権への道⑧


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