カナダ永住権への道⑤

 


前回からの続きです。今回はマジの暗黒編。しかしこの画像、最初見たとき、噴いてしまった。一目惚れしたので採用しました。




数日前までは「申請書類、早めに揃えておきなよ♪」とノリノリだったマネジャーが急にモゴモゴし始め、永住権申請に必要な書類が会社から出てこず、暗雲立ち込める日々を過ごしておりましたが、ついにその運命の日がやってまいりました…

ついに社長、マネジャー、そして私が雁首揃えて話をする機会が訪れたのであります。

私はてっきり、対面で話すのかと思っていたのですが、Skypeでのビデオ通話となりました。こちらは突然のことで、頭ぼさぼさのどすっぴん。まあ、そんなことはどうでもいい。いつもの感じで普通に「やあ、調子はどうだーい」と軽い感じであいさつをしてくる社長。
いいからはよ本題に入れや、というこっちの圧を感じたのかどうかは知らぬが、神妙な面持ちで彼はこう切り出したのである。




「ノム子、僕たちはもうこれ以上、君を雇い続けることはできない(英語)」







は??????




は????


いきなり????


いきなりレイオフかい!!!!!!


オイコラ、マネジャー、「社長は、私がこの先も長く勤めてくれるか心配している」んじゃなかったんかい⁉そこについての話し合いじゃなかったんかい今日は!!!

話が飛びすぎやろ!問答無用でいきなりレイオフされとるやないかい!!!!


という怒りと混乱、そして「ああ、ここまで来て、永住権申請がパー…」という絶望感で、頭はグルグルでした…

まあ、社長は結構、真摯に謝ってくれたし、まあ致し方ないこと、今更騒いでもどうにもならないことは分かっていたので、「はあ、そうですか…」と受け入れざるを得ませんでしたが…
(社長は生粋のカナダ人なので、永住権申請のプロセスとか、私がどういう状況にあるとかはまったく分かっていないであろうことも分かっていた… この時点でゴネて説明しても無意味だろうな、とあきらめの気持ちもあった)
(そしてマネジャーの説得が大失敗に終わり、むしろその説得が裏目に出て、いきなりレイオフという結末を招いてしまったであろうことも、なんとなく想像がついた…)



「実は秋頃に、税理士からはノム子をレイオフしろと言われていたんだけど、僕らは頑張ったんだよ」とも


知るか!!!


ていうか、こっちは期限付きのポスグラなんだよ!むしろその時レイオフしてくれてたら時間を無駄に消費しないで済んだのに!(って、これは理不尽か)

(しかもこの数週間前、社長は「うちの会社は大丈夫だから!」と断言していたのである。何なんだよ一体…)


等々、悲しみや絶望よりも、怒りの感情が多少勝っておりましたが、まあ後日、諸々あって、(身バレしたら命が危ういので詳細は省く)会社に対して逆にスーッと気持ちが冷め、「あ、もうこんなところ辞められて良かったと思うしかないな」と気持ちの切り替えができ… できたというか、せざるを得なかったんだが、まあ、とりあえず「もうオワタ」と、わりと冷静に?、突然のレイオフを受け入れる運びとなりました。

まあ、この時のことは当時のブログにも記しておるので、未読の方は見てみてください。



そんなわけで、カレッジ卒業後に就労経験を積んできたこの会社からのサポートによる永住権申請は完全にパーとなり、再びゼロからのスタートとなってしまった!

と、思われたが…


ここからまた、怒涛の展開が待ち受けているのであります!!!







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