わたくしの英語力がどう変化してきたか③
無駄に長い自分語りシリーズ、ついに完結です!
カナダに住んでいるのにオンライン英会話を始めるという決断をしたわけですが、「オンライン英会話をやろう」と思ったというよりは、「Brightureに入会(?)する時がついに来たようだ…」という感じでした(よくわからん)。
この少し前から主宰者の松井さんの本を読んだりツイッターをフォローしたりしていたのですが、ガーンと衝撃を受けたのは、「日本人は圧倒的にインプットが足りていない!」という言葉でした。前にも書いたけど、これは数多ある英会話スクール、英語教材の謳い文句である「日本人は文法などの基礎は十分あるのだから、あとはどんどん会話をするだけ☆」などというたわごとと真っ向から相反する主張である。しかし、説得力があった!
で、Brighture で週に1回(少ない。だけど松井さんがそれでいいって言ったんだもの…)のレッスンを受け始めるも、最初はオススメされていたReading&Writing を素直に受けていたものの、やがてListening & Speaking 、そして Speech Fluency と、どんどん楽な方へ流れるワイ。やる気あんのか!
しかしですよ。
それ以前からコロナについてのニュースを(否応なしに)日々追いかけていたこともあってか、なんだかこのころから、己の英語力について、微妙に変化を感じることが出てきたのです。幸か不幸か、このパンデミックのおかげで英語のインプットが一気に増えたというのは間違いなくあると思います。
パンデミックの初期から、トルドー首相はほぼ毎日のようにメディアの前に立ち、感染状況や失業手当、入国規制などの説明を行い、州政府もこれまた毎日のように、感染者数や、外出規制等についての会見を行っていたので、当初は特に、食いつくようにして見ていたのです。
特に失業手当とか外出についての規制は、モロ自分の生活に直結することなので、普通のニュースを見る集中力とはケタ違いな訳です。しかも毎日見ているうちに、繰り返される単語やフレーズを自然と覚えてしまうという効果もありました。
そしてもちろん、Brighture のレッスン、特に、Speech Fluency での発音やイントネーションの指導は、完全に行き詰っていた私の英語能力に革命をもたらしました!(なんか大仰で宣伝っぽいなあ…でもマジです)
たとえばこういう発見とか。レッスンの頻度は相変わらずスローではありましたが、長年ろくに変化を感じなかった自分のリスニング能力、そして「カレッジ時代の方が話せてたんちゃうか…ワシ」という感覚が変わり始めたのでございます。
で、①の冒頭に書いた通り、先日ニュースを見ていたときに、「はっ、言ってること全部わかる…!」という発見があったのです。たまたま馴染みのある話題で、頭もすっきりしてて集中できていたという好条件が整っていたとはいえ、これは久々に感じた自分なりの変化でした。あと、シンプルな文章のニュース(CBCのウェブサイトとか)なら、ほぼ理解できるようになった…
とは言いつつ、ほとんどのケースではまだまだ全部わかるというには程遠いし、ちょっとこじゃれた言い回しを多用した記事とかはまったく歯が立たず… もちろんネイティブ同士の会話などまったくわからず…
そして何より、集中力!これな… いちいち集中力がものすごく必要なのだよ。ボーっとしてると何にもわからんし、疲れてるときや眠いときなんか、聞き取るのも話すのもしんどい。ていうか、壊滅的。
さすがに日本語のように、何かしながら聞き流してても大体わかるとか、パーッと流し読みして概略が把握できるとかにはほど遠い状態です…
こうやって考えてみると、英語力の伸び方って、少しずつ順調に伸びていくというより、長い長い停滞期を経ては、ちょこっとだけ伸び、また長い停滞期を経てちょこっと伸び… って気がする。いや、私があんまり真面目に勉強してないせいかもしれないが…
というわけで、つらつらと誰得な自分語りを書き連ねてきました。
そしてこんな無意味なシリーズを続けている間に、現実世界では怒涛の変化があったので、次回はそのことについて書こうかなと思います。所詮ブログなんて全部自分語りさ!