わたくしの英語力がどう変化してきたか①
先日、テレビでニュースを見ていたら、「あ… 言ってることほとんど分かるわ…」と思って、びっくりしました。なぜなら、ついこの間まで、ニュースを見ていても、体感として6~7割が理解できるくらいだな… と思っていたからです。もちろん、今でもほとんどわからんことの方が多いんですが、トピックによっては、ここまでわかるようになったのか… と我ながら少し不思議な気分になりました。
というわけで、今日は、自分の英語力が、どんな変遷をたどってきたのかを書いてみたいと思います。書いてたら無駄に長くなってしまったので、ちょっと分けます…
私が社会人になってから英語を勉強し始めた時期は、めちゃくちゃ遅かったです。なんせ、30歳で初めて海外旅行をしたような人間です。それまで海外というものにまったく興味がなく、さらに、この初の海外旅行についても、特筆するような思い出もないのです… (オーストラリアのゴールドコーストでした。良いところで普通に楽しかったけど、だからといって、「ぜひまた来たい!」とか、「海外旅行最高!」とはならず…)
(ちなみに学生時代も、英語に特段の興味もなく… 好きでもなければ嫌いでもないという位置づけでした…)
その後、ボチボチ国内外を一人旅するようになってようやく、海外楽しいかも…と思うようになり、さらに、「英語が話せた方がいいな…」と考えるようになったという経緯です。
で、その後、非常に典型的かつ短絡的な行動に出ます。つまり、英会話スクールに通い始めるということになったわけです。
グループレッスンを頑なに拒否してマンツーマンレッスンにこだわったため、人一倍高い月謝を払い、しかし予算的な問題もあり、週一くらいのペースで通い続け… 英語学習者ガチ勢の皆さんはもちろんお分かりでしょうが、もちろんこんなことで英語力が伸びるはずもなく。コロコロと入れ替わる素性の知れない講師たちとの、ほとんど雑談のようなレッスンに無駄金を費やしておりました。
あんまり覚えてないけど、おそらくこのころのTOEIC(受けてたのかどうかも怪しいが)スコアは500~600とかそんなもんだったと思います。
そしてだんだんと、「こんなことでは英語を話せるようにはならん…」ということに気がつき始めます。遅い!だからといって有効な手段も分らず、ずっとマンツーマンレッスンにこだわり続けていたこともあり、英語学習仲間もおらず、無駄に時間とお金を浪費する日々。
そんな中、転職の合間をぬって3週間という超短期ではありますが、フィリピン留学をすることを決意。しかしこれも金と時間の浪費に終わるのだった。この時のことはこちらのブログに書きました。(その後、あわててこんなブログも書きました)(ちなみに同時期に中国語にも手を出し、台湾に留学してみたり、一挙両得を狙ってマレーシアにも留学を試みるも、見事に玉砕。こう考えると、そりゃお金も貯まりませんよ…)
書いてて悲しくなってきた…
で、満を持して(?)ついにカナダへの留学を決意するわけですが、この時に課せられたタスクが、「TOEIC800点」だったわけです。(そうです、私はカナダのカレッジに、TOEICで入学するという禁じ手?を使ったわけです)
これがまー、なかなか取れなかった。最後はもはややけくそ気味に、数打ちゃ当たる方式で毎月のように受けまくった。そして最終的には、勢い余って900点取れてしまうわけですが。しかしTOEICで900点取ったところで、ライティングやスピーキングはおろか、現地のカレッジでやっていける能力はほとんどないので、普通なら不安にさいなまれるところが、生来のボンヤリが功を奏して、特に懸念することもなく、華麗にカナダに上陸。念のために申し込んでおいた英語プログラムから順調な?スタートを切ったのでありました。
つづく!