英語を話すために必要な能力


なんかおサルの写真が可愛くて選んでしまった。
そしてこんな偉そうなタイトルつけて本当に恥ずかしい。所詮、IELTS General 6.0 がせいぜいのわたくしごときが… 
まあそのへんは気にせずスルーして頂いて、カナダに住んで2年ちょい経って、今更ながら分かってきたことがございまして。



これ、めちゃくちゃいろんな人が言ってることなんで、「今更かい!」と全方向からツッコミを入れられそうなんですが、結局


日本語をまったくそのままの意味で英訳しようとするのは無謀


ということです。

無謀、というか無理… 
いや、ネイティブ並みのバイリンガルの人だったら違うかもしれないけど、そもそも「日本語をそのまま正確に英語にしようとする」のが無駄な努力だなと。

それよりも、簡潔な英語に言い換える力が大事なのではないかと…

たとえば… ってあんまり良い例えが浮かばないけど、まず何より、いらんいらん!と思うのは、「この度は誠にお世話になりました。」とか「お手数をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした」とかの、典型的な日本的へりくだり定型文。

Yahoo知恵袋の英語カテゴリーとか見てても(回答できるような力量は無い)「そんな無駄な文章いらんだろうに」と思うような文句を英訳してください!とか依頼してる人がいて、またそれをご丁寧に英訳してる回答者が時々おるのだが…
それ、相手(どの文化圏の人かは知らんけど)にしてみたら意味不明だろうな… と思ってしまう。
まあ、丁寧に気持ちを伝えたいという意図は分かるのだが…
メールとか書面ならまだしも、そういうことを口頭でやってたら、奇妙に思われることがあるだろうな、と余計なお世話ながら、心配をしてしまったり。

そもそも、ほとんどの英語圏では、日本のようにゴチャゴチャと長ったらしいことを言って恐縮を表したりへりくだって見せたりという文化がないのだから、そこを細かく英訳することに労力を割くよりも、多少文法が間違っていても、相手に伝わりやすい、シンプルな言い回しで謝意を伝えることの方がよっぽど大事なのではないかと思うわけです。

更にそれって、会話の中でやっていくのは力量がいるというか…
喋ってて相手にどうもイマイチ伝わらないとか、ちょっと込み入ったニュアンスをどう伝えるか… ってなったときに、シンプルな英語でパッと言い換えられるって、経験とか、機転?とか、そういう力が必要なんじゃないのかなあと。

で、それって、英語力とは別のところから来るもののような気がします。
もちろん、ボキャブラリーがどれだけあるかとか、そういうことも大切かもしれないんですが、文章そのものをガラッと別の言い方に変えるというのは、つまりは発想の転換なので、語学力ではないような。
じゃあその能力はどうやったら鍛えられるんだ、って考えると… よくわからんですね!
ひらめき、とかそういう方に近い能力なんで…
何だろうなあ…

わかりません!

というわけで、今回もかなり主観に満ちて尚且つグダグダな結論しか導き出せませんでしたが、まあ、これがカナダに2年ちょい住んでわたくしが思うようになったことでございます。
おしまい!解散!



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