カナダ入国制限とレイオフの危機


というわけでついにトルドー首相がカナダの入国制限を発表しました(昨日ね…)。現地の3/18からいきなり始まります。めっちゃスピーディ… というか急展開すぎてビックリです。
先日「海外にいるカナダ人は飛行機があるうちにさっさと戻ってこい」とアナウンスしていたので、えーまさかそのうち入国禁止措置でもとるのかなと思っていたら、1日2日でこの決定。早い。


これはえらいこっちゃと、職場のパソコンでCBCのライブストリーミングを見ていたのですが、今後カナダに入国できるのはカナダ人、アメリカ人(なんでやねん、と多くの人が思ったらしく、会見でもめっちゃ突っ込まれていた)、そしてカナダの永住権、市民権を持っている人。そして航空会社のスタッフとか外交官。
カナダ人でも、コロナの症状があったらそもそも飛行機に乗れません。

気になるのが、ワークパーミットを持っている人や学生ビザの留学生。
トルドーではなく質疑応答に答えていた副首相とか(?)とメディアとのやり取りで、まさにそこについての話があって、「ワークパーミット、スタディパーミットを持っていて、たまたまショートトリップとかでカナダを離れている人は…」というのが聞こえたので、私はてっきりそういう人たちもカナダに入国できるのね、良かった良かった、と思ったのです。

が、あとでネットなどを見てみると、そこに対する言及がない。
むしろそういう人たちは入国不可!と書いている人もいる(しかしそこにソースはなかった…)。

という訳で、結局その点がよくわからない。
でもたぶんダメっぽい。(わからんけど)

どうなるのか…
そもそもこの入国制限措置がいつまで続くのか… 誰も、トルドーさえもわからない。
一か月くらいなもんかなあと思うが、どうだろう。

しかし…
ネットやSNSなど見ていると、うわぁ悲惨だなと思うケースが結構あって、改めてこれはえらいことだと思った。
たとえば3月いっぱいで仕事を退職して、家も引き払って留学、あるいはワーホリでカナダにやってくる予定だった人。これはつらい…
あとはギリホリの人も気が気でないだろう。あとで救済措置があるかもしれないが… ないかもしれない…

こういうのって… 本当に運だな…

あとは今度の5月からCOOP始めないとならない学生とかもつらいなあと思った。経済ガッタガタで、そもそも今働いている人たちが大量にレイオフされかねない状況で、COOPの学生を雇う企業などあるだろうか… (無給でもいい、と思ったところでそもそも仕事が無い)

あとすでにカナダにいるワーホリの子たちも大変そうである。なぜなら今カナダのあらゆる地域で、レストランやカフェ、バーなどがどんどん営業縮小しているのである。映画館やショッピングモール、アパレルショップなども閉まっている。そういうところで働いていたワーホリの子たちは相当困った状況に追い込まれるのではないだろうか…
(カナダ人には救済措置があるかもしれないけど、ワーホリとか留学生にはあるのかどうかわからない)

なんて人のことを心配している場合ではなく、わたくし自身も一寸先は闇である。
明日いきなり「もう仕事がないから来なくていい」と言われる可能性がゼロではない。

いや、しかしまさかカナダが入国制限をする日が来るとはなあ…
(そして翻って日本の状況を見ると、あまりの温度差に愕然としてしまう…)

とりあえず食いっぱぐれないことを願うのみである…


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