シン・日本の入国システムがまたちょっと謎だった

 


というわけで日本に帰ってきました。かなりシブシブ(自分で決めたことやろがい)。で、今月からナントカSOSに代わって導入された入国システム、Visit Japan が期待を裏切らず不可思議だったので、サクッと書いておきたいと思います。

ご存知の方も多いとは思うんですが、Visit Japan は、検疫システムにプラスして税関申告も事前に済ませることができるという触れ込みになっております。
検疫の方はあらかじめいくつかの質問に答えて、ワクチン証明書をアップロード、その後、Okもらえると画面が青くなってQRコードが表示されます。わりとナントカSOSと似たシステムかなと。(が、前回はアプリだったのが今回はブラウザからアクセスする仕様)
税関の方はあんまり記憶ないけど、これもまたOKになるとQRコードが表示されます。
というわけでQRコードを2つ携えて入国することになります。

前回に引き続き不安だったのが、空港(私の場合は成田でした)のフリーwifiのクオリティ。念のためスクショして臨みましたが、一応普通につながりました。
でも多分、スクショだけでもなんとかなると思う。

で、何が謎だったかと申しますと。

わたくしの認識では、QRコードというのはスキャンして読み込むことで初めて情報が取得できるもの、だったのですが、結果から申しますと、今回の入国に際して、用意していった2つのQRコードは一度もスキャンされることなく終わりました

ホントに意味が分からんのだけど、スマホの画面にQRコード表示させてどんどん進んでいくと、前回と同様にスタッフが各所に立っていて(といっても前回よりは全然人数は少ない)私のスマホの画面を離れたところからチラ見して「こちらへどーぞー」と案内してくれるのみ。あ、一回だけ、画面スクロールして何か確認されたけど、それでもQRコードのスキャンは無し。
さらに謎だったのは、途中で突然「あなたはこっちです」と、他の人たちとは違う経路を案内されたこと。何を見て判断されたのかまったく不明。
(おそらくだが、QRコード自体を用意してない人たちは別経路だったのかな…)

で、結局そのまま検疫をパス、さらには入国審査を通過して、荷物をピックアップしたのち、最後の関門である税関へ。

ここでもまた謎展開で、税関の申告書類を持ってる人は従来通り、係員のいる窓口へ。QRコードを持っている人は、スキャンするための機械?が並んでいる方へ。

しかしだ。
そもそも機内で税関書類が配られていたので、念のため私は記入していたのである。更には、テクノロジーの導入によって迅速をはかったはずのQRコード組の方が混んでいるのである。
結局、普通に従来通り、係員のいる窓口に申告書類を出して終了。

こうして、用意していったQRコードは一度もスキャンされることなく、その役目を終えたのであった…

うーむ。

確かに前回の超絶グダグダシステムよりはマシである。
着陸してから空港を出るまでの時間も大幅に短縮されてありがたい限り。

しかし、やはり相変わらず、ほんのりとした謎風味は残るのだった。
QRコードの意味とは一体…
あと多分、海外からの訪問客には周知が十分でないような気がした。知らんけど。

余談だが、成田のトイレが汚くてビックリした。
設備は立派なのに、掃除がまったく行き届いていないようだった。信じられないけど、モントリオール空港のトイレの方が全然きれいでした… タイミングだろうか…


おわり。








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