英語と日本語の切り替えスイッチ
相変わらずカナダ東部某所の和食レストランで働く日々でございます。サーバーやったり皿洗いしたりキッチンヘルプ的なことやったりいろいろやってるんですが、最近、我ながらなんじゃこりゃと思った現象があるので、それについてつらつら書きます。例のごとく何のオチもなければ、役にも立たぬ、完全に誰得な内容です。
前にも書いている通り、スタッフ、というかサーバーのほとんどは日本語話者もしくは日本語も話せるマルチリンガルなので、普段は思うがままに日本語をぺらぺらぺらと話しまくっております。ただしキッチンには日本語話者はほぼいないため、テキトー英語でなんとか切り抜けています。
(しかも最近、ネイティブのスタッフが増えてきて非常にヤバい)
そんなわけで、普段キッチンでは英語モード、サーバーと話すときは日本語モード、そしてお客にはもちろん英語モード、と自然と切り替え?が一応なされているのであります。
もちろん、日本語話者スタッフと話してるところに非日本語話者(英語話者)スタッフが混ざることも多々あるので、そういうときは普通に英語での会話になる。以前は、日本人同士で英語で話すのイヤだぁー!恥ずかしいし気まずいー!と思っていたが、なんか最近はもうどうでもよくなってきたw ていうか、頭が勝手に英語モードに切り替わっているので、心理的な抵抗を覚える以前に勝手に(めちゃくちゃな)英語を話している。
なのだが。
先日、「うわぁなんだこれは」と思った現象が起きた。
お客が日本人の場合である。
私が働いているレストランには、日本人客が来ることは非常に稀なのであります。それもあって、「お客と接するときは100%英語」という認識で普段生きているので、たまに日本語話者のお客さんが来ると、とたんに脳がバグるのである。英語でいつも通り話しかけたところに突然日本語で返されると、適切な日本語が出てこない。モゴモゴしてしまって、うまく日本語が喋れなくなるのである!特に忙しい時になりがち。
なので、「あーこの人日本人かも」と思うことがあっても、忙しくててんぱっている時などは、切り替えをはしょりたいがために、そのまま英語で押し通すことすらあるw(ヘッタクソな英語だな、と思われようがどうでもいい!)
「ご予約」とか「かしこまりました」なんて言葉を発するのにも抵抗があるし、そもそもどの程度まで丁寧に話すべきなのかをとっさにつかめないのである。英語で「Perfect!!」とか、「Thank you~ Bye~!」とか気楽に(?)やってるところからいきなり「ご予約ありがとうございました。ご来店お待ちしております」とか言えないっちゅうの!相手が知人だったこともあり「あ、ありがとうございます。で、では明日…(モゴモゴ)」みたいなキモい対応しかできなかったのが悲しい。
友人たちとぺらぺらぺらーと日本語で喋りまくってたところに、突然英語で話しかけられたり、あるいは英語で注文とか質問となると、なんだかいつも以上にグダグダ英語になってしまうのである。うーん、やはり単純に己の英語力の低さゆえか…?
これは慣れればうまく切り替えができるようになるものなのだろうか。そして英語力がもっともっとアップすれば、難なく乗り越えられる類のものなんだろうか?謎である。