「過労は人を壊す」ことをカナダで体感…
社畜生活爆走中のアラフォーです。
先日ついにメンタルが崩壊しました。
お恥ずかしい話なのですが、職場で涙が止まらず…
ボスを動揺させてしまいました。
わたくし、生まれてこの方、職場で泣いたことがないのです。
それがまさかまさかの、カナダの地でそんな愚行?をおかしてしまうことになりました…
自分でも明らかにおかしい、とは分かっていながらも、感情が崩壊…
ついでに言うと、その前の日に住んでる家の家主ともプチトラブルがあり、文字通り「もう何もかもがうまくいかない」状態で…
前にも書きましたが「もう実習が終わったらいっそ日本に帰ろうか」とすら思いました…
あ、で、今は持ち直しました。
ボスも「ハードに働かせすぎた」と謝ってくれ、その後は腫れものを触るような扱い… いや、優しく接してくれて… なんかこれはこれで申し訳ないというかなんというか…
まさかアラフォーになってまでこんなことがわが身に起ころうとは… という感じです。
ちなみに昇給も決定。うれしい!と思ったが、当たりまえだ!!!とも思った。遅いわ!!!いや、でもよかった。ありがたい。まだまだ薄給ではあるが…
で、まあ、そのときに、「ああ、過労で自傷や自殺に向かってしまう人の心理がなんとなくわかる」と思ってしまったのです…
たった11日連勤で何言ってんのwww と笑われそうですが…
1日10時間とか働き続けて、生活が「食う、寝る、働く」だけになって、自分のための時間がなくなるって、体力的な問題ではなくて、「自分が一人の人間として尊重されていない」っていう思考に一気に向かうんだなと。
それで、精神的に自暴自棄になるというか… 私の場合はそういう傾向がありました。(幸いなことにそれが具体的な行動に出たりはなかったけど。あのままだったら分からんかったとも思う)
頑張っても頑張っても、誰にも評価されず感謝もされず、「まだまだ足りない」「ここも間違ってる、あれも間違ってる」とだけしか言われない日々に加え、他のポジションが、ダイレクトに感謝される、評価されるのを横目で見ていたために、余計ダメージが深く…
「私は駄目な人間なんだ」とも思いこむようになり、しかしその一方で「こんなに頑張っているのに何にも感謝されず、給料は爆安だし、何なんだこれは」という怒りもあり…
この怒りがエネルギーに変われば良かったのかもしれないけど、結局は「きっと頑張ってると思ってるのは自分だけで、この世界では私なんか全然ダメなんだ」というところに収斂されてしまい…
このネガティブで暗い暗い負のループが結果的に「自分は一人の人間として見られていない。尊重されていない。」という思考にいきつき、なんというか… 「自分なんか価値がない」という恐ろしい考え方が落ちていく先の、真っ黒な深淵を覗いたような感覚でした。これがもっと進むと、多分取り返しのつかない結果に行きつくのではないかと…
と、ちょっと長時間労働が続いたくらいで大げさな、と笑われてしまうかもしれませんが、私はあえて、そうは言いたくないのです。
やはり、11日連勤とか、10時間以上勤務とか、絶対あってはならないことだと思うんだよね…
もしどーーーーしても避けられないのであれば、上司や周りの人間は、感謝やねぎらいの言葉を絶えずかけ続けなければならないし、きちんと目に見える形でそれを還元しなければいけないと思います!つまりカネです。いや、これは決して面白いオチにしたいわけではなくて、真面目に。
昇給とか賞与とかって、「この組織、この会社は。あなたをきちんと評価していますよ」という証明なので。それなしで、名ばかりの役職名とか、部下をまとめて任せたりとか、全然何の効果もないし、むしろ逆効果です。
もちろんそれだけじゃなくて、「あなたのおかげでこういうところが助かっていますよ」と常に具体的な感謝を伝えること。これが大事じゃないかと。
全然カナダ関係ない内容になってしまいましたが、今日のところはこんな感じです。
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