海外在住で、アジア系の食材が手に入りづらい問題



えー… 4月末にカナダ国内で引っ越しをして、新しい町に移り住んだわけですが…


とてもきれいな町で、人々も優しく、わりと楽しく幸せに暮らしてはいるのですが、残念ながら、アジア系の食材が以前住んでいたエリアより格段に手に入りづらい!(日本、韓国あたりね。中国系はどこでも結構ある。ていうかあんまり必要ではないので気にしてないw)

いや、正確に言うなれば、売っていないわけではない。
しかし、前はコリアン友達に車でコリアンマーケットに連れていってもらえたり、留学生が多いこともあってか、普通のスーパーでもわりとふつうに冷凍餃子とかキムチとか買えてたんですが、この町にはそういうのが無い。
チェーン系のコリアンマートも中華系マートも無い!
中国人の個人商店に置いてはあるのだが、べらぼうに高い!
「欲しいけど… でもこの値段出してまで…」とためらってしまい、結局買わず。

以前は「キムチ無しでは生きてはゆけぬ!」「ノグリラーメンを常にストックしていないと不安!」と豪語していたのだが(和食よりもむしろ韓国飯が好きなのかも…)こっちに来てからというもの、まさかのノーキムチライフ。ノー韓国のり。ノーノグリラーメン。
人は変われるものです…

もともと人と比べて和食に関心が薄い(わけではない。大好きである。が、例えば長期間和食を食べなくてもわりと平気な人間ではある)ので、「みそ汁飲みてええええ」「米食べないと生きていけん!」とか、そういうのは無い。(でもこの間実家から送ってもらったサバ缶はやはり震えるほど旨かった… サバ缶大好きなのよね… 海外転送サービスで爆買いしようか悩み中… サバ缶なら毎日、毎食食べたい…)
なので、和食材が手に入らないのはわりとどうでもいい…
ラーメンとかカレーも、こっちでは全然食べてない気が。
(ラーメンは韓国ラーメンとか、たまにサッポロ一番とかは作って食うが店に行ってまで食いたいとは思わない。カレーに至っては作ることすらない。好きなんだけどね。そこまで好きではないのかも?)

かといって、あれほどまでに愛してやまなかったコリアン系食材も、無いなら無いで… まあしょうがないか… という感じ。

これを順応性というのであろうか…?

とかなんとか、偉そうなこと言いながらも、実は結構ちょこちょこ実家からいろいろ送ってもらってるのでこんなこと言うのも何なんですが、別にアジア系食材とか、日本のものがなかったからといって、生きていけないってことはないんだよね… 当たり前だけど。
カナダの人たちは毎日元気いっぱい幸せに暮らしてるわけだから… 
毎日マカロニ&チーズとか、ベイクドポテト食って暮らしたって全然いいわけで…

とは思うのですが、周りのアジア人見てると、相当な割合で、やっぱり母国の料理を毎日食べてるのよね… 

そういうもんかなあ、とも思うし、自分みたいに朝シリアル食べて、昼はサンドイッチ作って持っていって、夜はパスタ食って… みたいなアジア人の方が少ないのかしらんとも思ったり…

で、思ったのは、これは自分だけかもしれないが、遠距離恋愛と同じで、「目の前に無いと、どんなに好きでもその存在を忘れてしまう」というのがあるw

サバ缶も、日本にいる時は激烈に愛していたのに、こっち来たらすっかり存在を忘れていたし…
北極のカップラーメンも、インスタとかで見ると、ああ食いてええええとは思うが、普段はきれいさっぱり忘れている。
SNSとか見ると、焼肉食いてー、ホルモン食いてー、とかなるけど、それ以外の時はまった思い出さないという… (脳に欠陥でもあるのか…?)

なんかタイトルともあんまり関連がないし、結局何が言いたいんだとしかいえないような無駄に長い駄文をしたためてしまいましたが、まあ人は結局、与えられた場所に順応していくものだと…
(そしてそういうこだわりの薄い人間、節操のない人間が、海外在住に向いているのかもしれない…)


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