カナダ滞在中に失効した免許を再交付してもらった話
ツイッターでもちょっと呟いてたんですが、昨日、カナダにいる間に更新期限が切れてしまった免許証の再交付をしてもらいに、免許センターまで行ってきたんです。で、そのシステムがこれまた摩訶不思議極まりなく、これはブログに書くしかない... と思ったので書きます。でもディスってるので、どこの免許センターかはボカしておきます。
良い画像が見つからなかったのと、文句ばっかりのブログなので、せめてものかわいいネコチャン画像です。
最初に私の状況について書きますと
- 失効から約2年経過
- バリバリのペーパードライバー(=優良ドライバー)
- カナダの免許証あり
- カナダの免許証を取得した際になぜか日本の免許を没収された(=紛失扱い)
- 住民票あり
ということで、手元に日本の免許がない(つまり紛失の上に失効という二重苦)という点が、ちょっと異質かもしれないです。あとはもちろん、各都道府県によって対応が違うというのはありそうですね。
そんな私がネット検索及び県警やらあちこちに電話をかけて事前に分かっていたのは
- 警察署では対応不可。遠路はるばる免許センターに行かないと駄目。ガ―!
- 本籍地記載の住民票が必要(特例あり)
- 午前中に、紛失した免許証の代わりとなる書類を発行してもらい、それを使って午後に再交付の手続きが必要(つまり一日がかり…)
そして私が一番知りたかったのは
- カナダの免許を没収されてしまうのか?
ということでした。
時々そういう噂(カナダに限らず、海外の免許証を没収されてしまうという話)を聞くことがあったので、かなりナーバスになっておりました。
特に電話口で「免許の切り替え」と言われた時に、え…?と青ざめましたね… いや、切替ではないんだが…と。
あと、電話で聞くたびにみんな違うことを言うのが不安であった… それだけレアケースということだとは思いますが…
結論からいうと、没収の件は大丈夫でした。どの窓口でもまず最初に聞いたんですが、「それはないですね~」と言われ、今、私の手元には普通にカナダの免許と日本の免許がしっかりと現存しております。(本帰国で、海外の免許がある人は「切替」で回収されるのかも?←ただの推測です)
で、実際の手続きプロセスはどうだったのかというと、かーなーり独特、といいますか、まあ摩訶不思議かつ、身体弱者及びマイノリティに対する配慮ゼロ!の、はっきりいってしまえば、不合理極まりなく、時代錯誤甚だしいシステムでございました。
紙、紙、紙、紙、収入印紙、ハンコ、紙、収入印紙!!!といった感じ。
そう、例の水際対策、今現在の入国管理システムを彷彿とさせました。
さらに、そのシステムのポンコツ具合を、非正規の現場スタッフが必死にカバーしているところも完全に一致!
(ここで心を鎮めるためのキャット画像挿入)
ニャ~
紙を何枚も渡されて、あっちに出せ、今度はあそこへ行ってこれを出せ、とか、マジで入国時とまったく同じ。建物内の窓口をあっちへこっちへとぐるぐる歩き回りました…
(建物の造りというか、動線もかなり謎。どうしてああなった)
そして「じゃあついてきてくださーい」と、何度も何度も階段を上り下りさせて、「いやこれ、足の悪い人とかいたらどうすんの…?」という疑問が拭えず。
ちょっと見てられなかったですね… もっとこう… 敬意をもって接したりしないのかと…
さらに、せめて最初の受付の時点で確認してやれよ… なんで受付を何回も経て(受付なのかなんなのかしらんけど)最後の最後、もう締め切り時間まで数分てところでそれを言うんだよ… と。みんな混乱しててかわいそうだったわ…
子供連れも基本NGぽかったし、ワンオペのお母さんなんてどうするんだろうか…
等々、もう細かいこと書くときりがないですけどね…
そんなこんなでまあ、謎に満ちた長い長い一日を経て、ようやく日本の免許証をゲットすることができました。無事にめでたくゴールド継続だぜ!
最後に書いておくと、午前中に申請終わって、午後の申請受付まで、3時間の待ち時間があったとはいえ、全部終わって時計を見たら、
トータル6時間かかってた。
こういうところもまた、空港の水際対策を思い出させるよね…
いや、現場の皆さんは本当にみんな感じよくて、それぞれ頑張って仕事してくれてたと思います。だが、根本のシステム、おめーがダメだ。
(そもそも全部オンライン上でできそうなんだが。まあ本人確認くらいは必要かもしれんけど。講習だって天下り?のオッサンの話を聞くより、eラーニングにでもして最後にテストとかにした方がよっぽど効果ありそう)
とにかく、もう二度と来たくない、と強く思いました。次回は絶対、這ってでも更新手続きしに帰国せねば… と。(でも今回だって好きで失効させたわけでもなく… また同様のことが起きないとは限らない… 嗚呼)
何の参考にもならずスミマセン。今日はこんなところでおしまいでっす。