カナダに来てから「私にもできるかも」と思うことが増えた
帯状疱疹はほぼ治ったものの、レストランの仕事が多忙を極め、フィジカル的にしんどい日々が続いておりました。で、それがやっと過ぎ去ったと思ったら、またしても永住権申請関係でストレスフルな日々を過ごしており、結構しんどいです。過去に偉そうなブログを書いていた自分を呪いつつ、なんとか気持ちを前向きに保とうと奮闘している毎日です。
ちなみに唐突に、「ノム子」と名乗ることにしました。みんな、これからはおいらのことを「ノム子」と呼んでくれよな!
で、さきほどお師匠の note を読んでいたら、はたと思い出したことがあったので今日はそれについて書きます。
思い込みについて書かれた記事なんですが、「アメリカ人って妙にポジティブで根拠のない自信に満ち溢れてる人が多いのですが」とか、あとはお師匠の個人的体験について「思い込みが取れてできるようになったことがあります」と書いてあり、そのへんについて非常に思い当たることがあるのです。
それは、まあタイトルに書いた通りなんですが、諸々のことについて、カナダに来てから「あ、これなら私にもできるかも」と思う機会が増えたんですよ奥様。
何を隠そう、こんな私でも、日本のヨガクラスに通っていた過去があるのです。が、いろいろあって、結局あまり楽しめないまま退会してしまいました。
それから今住んでいるエリアに来て驚いたのが、クラフトを趣味にしている人の多いこと!もともと冬が長くて家にいることが多いとか、田舎ゆえ娯楽があまりないということが関係しているのかなと思うのですが、編み物とか手芸とか、絵を描いてみたり陶芸やってみたり、木工とか革細工とか、老若男女問わず、みんないろんな趣味を持っています。(ベーキングが趣味の人も多い。)
で、地元のコミュニティホールでのイベントとか、季節ごとのマーケットみたいのでも、そういう人たちが作った作品を目にする機会が多いのですが、これがまー、びっくりするくらいみんなヘタクソで!それにまた驚くような強気な値段をつけていたりするので、本当に圧倒されます。
更にそれを友達へのプレゼントにしたり、自宅の一番いい場所に飾っていたりするのです。それをまた家族や友達がニコニコしながら自慢して見せてくれるという。
そういうのを見ていると、「あ、私にもできるかも…」と思ってくるのですよね。ハードルが低い。ヨガでもクラフトでも何でも、自分が楽しむのが一番だから、人の評価とか気にしない。すげー良くないですか?
と、書いていたら、カレッジ時代の授業を思い出しました。アホなインド人がどんなにアホで的外れな質問や意見を述べても、誰もバカにしたり笑ったりせず、先生もまず「質問してくれてありがとう」とか「いいポイントだね」とか言ってから、応える姿に衝撃を受けたものでした。
「ヨガをやるなら痩せてないと(痩せてえから始めたんだよ!)」「手作りのものをプレゼントするなんて失礼」「発表するなら完璧じゃないと」とか思うと、「自分にはとても無理」とか「笑われたら恥ずかしいからやめておこう」ってなっちゃうんだよねー…
一番いいのは「そんなの関係ねえ!私は自分がやりたいからやるんだ!」「私が楽しむことが大事なんだ!」と吹っ切れることだけど、日本にいると、なかなかそれも難しいんですよね…
特に何の結論もないですが、そんなことを思い出した日曜日の夜でした。