アラフォー、世界を憂う
アメリカ… どうなっちまうんでしょう。アメリカ。
未だにトランプが画面にババーン!と出て、「トランプ大統領」ってキャプションがつくたびに、壮大な違和感を抱かざるを得ません… トランプが大統領って… どんな冗談なんだよと。
そして彼のサインした入国規制に抗議するデモが世界のあちこちで展開されていて、その人々の勇気、切実さ、真摯な姿に本当に心を打たれて、涙が出ます。
出ます。
出るんです、が。
でも、アメリカの半数が、実はトランプの政策に賛成しているっていう…
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-6862.php
気になるのは、この半分を占める賛成派の人たちが、選挙の時と同様にまったく姿を現さないこと。単に、積極的に出てこないだけなのか、報道されていないだけなのかさえも分からない。
半分もいるのに、超不思議。
個人的にはこのトランプの判断は完全に間違っているし、何の効果もないばかりか、悪影響しか招かないと確信しているのですが、単に人道的な側面からのアプローチだけでは、賛成派の人たちの心には響かないだろうなあ、とここ数日は、デモのニュースを見ていて思うようになりました。
ちなみに、実際のテロリストの国籍は↓の通り
今回規制された7か国が、いかに何の根拠もなくセレクトされたかが分かりますね…
http://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2017/01/31/most-terrorists-in-the-u-s-since-911-have-been-american-citizens-or-legal-residents-infographic/#2d2844e9482c
7か国からの入国を規制しても、テロを防ぐことにまったく何の意味もないことが分かります。
(そもそも永住権を認めておきながら入国を規制するとか、もはや錯乱の域に達している…)
大体、自国民による銃の乱射事件はどうなんだよ、とトランプさんに聞いてみたい気がしますね。テロはダメだけど、銃の乱射は放置なんですかと…
そして私は(ご存知のように)、世界情勢についても経済や金融についてもほとんど何の知識もないアホですが、トランプ氏の経済政策(といっていいのか?)を見ていて思うのは… これ、アメリカの衰退化をイッキに進めてしまいませんかね?ということ… そして中国やロシアが台頭… (と、いう懸念もあるが、どっちも幸か不幸か、結構あっぷあっぷな感じですね。そこで彗星のごとくドイツが!EUが!と思いきや、そっちもあっぷあっぷだった!つまり世界中が必死!アフリカも中東も、まだまだそんな余裕がない!)
メキシコや中国じゃなくて、アメリカに工場を作って、アメリカ人を雇え!→その分コストがかかってくるので、製品代が上がる
輸入品には高い関税かけてやる!→その分製品代が上がる
すると、トランプに投票していたような人たち(←イメージでしかありませんが…)は、モノが買えなくなる→消費が停滞する
うーん、でも無職だった人が働けるようになれば、少しは経済が回るのか?
でもアメリカに工場作ったところで、AIとかロボットを大量導入してたら意味ないかも・・・
あーあ、どうなるんでしょうね。一体…
大体、シリアとかを滅茶苦茶にしたのは誰の責任なんだよと言いたいですね。
アメリカにはそのへんの責任も大いにあると思うんですけどね(そして日本も協力してるからね。更に、今回の入国規制に対しても、日本は全くと言っていいほど難民受け入れしてないから、何もコメントできないのは当然ですね…)
どうなるんだろうなー ホントに…
そして私の塩漬けアメリカドルはまたしてもマイナスに沈んでしまうのか… (そこかよ)