パクチーMAXのぺヤングを食べた

遅ればせながら買ってしまいました。
ぺヤングのパクチーMAXやきそば

ネットでは「部屋中パクチーのニオイになってしまった」とか「パクチーが強烈すぎて涙」みたいな、なんかディスり気味な、それでもパクチー好きとしては、否が応でも期待が高まるレビューばかりではございませんか!これは楽しみ!!


と、思いながら、ついに今日、いそいそとお湯を沸かし、大切に飾っておいたパッケージを取り出してうやうやしく開封。
慎重に作り方を確認し、かやくを投入後、グラグラと沸騰したお湯を注いだのでありました。

そして放置すること3分。

お湯を切る時点で、重大な問題点に気づきました。

…湯切り口から、貴重なパクチーが流れ出てしまうやないか…!

えっ、これ、致命的な欠陥なのでは… と、動揺しながらも時すでにお寿司で、チョロチョロと小さなパクチーたちが、はかなくシンクの表面に放出されていったのでございます。
パクチーを愛する者としては、いたたまれない光景でございます。
ぺヤングの、パクチーに対する認識の甘さを早くも垣間見て、一瞬軽い怒りを覚えるアラフォー。

気を取り直して、湯切り後の麺に赤透明のソースを素早く投入!
したいのだが切れない!パッケージに切り口がないので、はさみを必要とします。なんだよも~ 日本のメーカーなんだから、これくらい頼むよも~。と思うも、そこはなんといってもぺヤングなので、あきらめるしかないのでしょう。こういうのを含めてぺヤングなのです。ええ。


しかし…


しかしですよ…


わずかに開いたフタの隙間から漏れ出てくるのは、決してパクチーの芳香などではなく、いかにもカップやきそばの麺だい!といった、独特の油の匂い。
パクチーの香り、全然しないんですけど!

予想とは違う展開に戸惑うアラフォーをよそに、猛烈な勢いで漂う油の匂いの中、ついに3分が経過。


邪念を振り払うように、一心不乱にぐるぐると麺をかき回すアラフォー。ぐるぐる… ぐるぐる…


しかし…


更なる失望の予感がいたいけなアラフォーを襲う。


肝心のパクチーのかほりが一向に漂ってこないではありませんか!!!
部屋いっぱいに広がる、むせ返るほどのパクチー臭を期待していたアラフォーには、冗談かと思えるほどの微かな「パクチーのような何か」のかほり。

えーーーー… これは…


おそるおそる一口、パクリといってみます。



うん… 全然だね…



(´ Ⅴ` )


なんかよくわかりませんが、↑こんな顔になってしまうアラフォー。(イメージはおはようスパンクとかに出てくるあの顔。どの顔だよ)



仕方ないので以前カ○ディで買ったドライパクチーを大量投入するアラフォー。
(しかしこれもまた何の足しにもならぬ代物でな… パセリだと言われてもわからんくらいのパクチーアイデンティティのなさ)


なんだよー、ネットの口コミと全然違うじゃないかよ… と、失望に打ちひしがれた、その瞬間!



雷に打たれたかのように、突如として、思いもよらぬ感覚に襲われたのであります!




「なんか… オッサンの頭皮みたいなニオイだなこれ…」



(これから食べようとしていた方、大好きでリピートしている方、申し訳ございません!)

だがあの何とも言えないカップやきそば独特の油の風味が、「パクチーのようなもの」の微妙な後味と巧みに混ざり合い、個性的なハーモニーを奏でながら私の鼻腔をくすぐり、去っていったのでございます。そう、それはまさしく


「オッサンの後頭部から放たれる皮脂のニオイ」


おえー 書いてて吐きそう。
って、オバサンなのにすみません。



やっぱり油なんでしょうかね。通常の焼きそばソースとかのパンチの効いたフレーバーだったら気にならないであろう、カップ焼きそば独自のあの油の風味が、どういうわけかこのパクチーもどきの芳香とあいまって、奇跡的なマリアージュを産み出してしまったものと思われます。



※あくまで個人の感想です。


ということで、誰か他にも食べさせてみて、感想を聞いてみたいと思います。


しかしカップ焼きそばひとつで、よくもまあこれだけ長々書けるものだ、私も。







このブログの人気の投稿

カナダに肉は持ち込めないというのは本当なのか

住んで5年、カナダの闇が見えてきた

人々がカナダを去る理由